*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)5番「かみさまは」、改訂版49番「かみさまはそのひとりごを」。
☆ルターの紋章キーホルダーを作ってみよう
宗教改革主日、ということでマルチン・ルターとバラの紋章について学びましょう。
紋章の背景や花などの色、一つひとつに意味があります。ルターの紋章は、そもそもルター家に伝わるバラのマークが元になっていると言われています。バラの他に、ハート(心臓)と十字架、それを包む円環でデザインされています。
黒い十字架の付いた赤いハートは死んでよみがえったキリストへの信仰を。その周りの白いバラはこの世を超えた喜び、なぐさめ、平和を。空色の地は天の始まりを表し、それらを囲む金色の輪は永遠にして高貴な救いを与えられていることを象徴しています。
このように、ルターは自分の信仰と教会観を表すために紋章を考え出しました。私たちも、私たち自身のハート(心)の中心に十字架をしっかり持ち、日々を過ごしましょう。
<準備>
・プラバン(100円ショップで買えます) ・油性マジック ・穴あけパンチ ・トースター・アルミホイル ・ルターの紋章のコピー(左のリンク先は三鷹教会。ルーテル教会ホームページから画像をコピー可)・キーホルダーの金具(100円ショップで買えます)
<活動>
① コピーの上にプラバンを置いて、プラバンに紋章を描き写す。(自分で写すのが難しい子どもには、描き写したものを渡す)
② 輪郭と同じ面に色を塗ると色がにじむことがあるので、プラバンを裏返して裏面から色を塗る。
③ 塗り終わったら、金具をつけるところにパンチで穴を開ける。
④ トースターにアルミホイルを敷き、その上で焼く。
⑤ 冷めたら金具を付けて、できあがり。
神様は恵みに満ちておられること、今では当たり前のようになっているけど、実は、ルターの時代では当たり前ではなかったのです。ルターは修道院の小部屋で祈りの中に過ごす中で、苦闘しつつ、神様が怒りの神様ではなく、恵みに満ちたお方であることを再発見しました。まさに福音そのものの再発見とも言えるのです。この恵みの福音を、私たちは末永く、子どもたちにも伝えていきたいと願います。