● イエスさまの姿から、へりくだって後となり仕えていくことを学ぶ。
● 小さな者を受け入れ大切にすることは、神さまを受け入れ大切にすることであり、神さまもその人を大切にしてくださる。
● 第2回目の受難予告です。イエスさまの真剣な言葉に、弟子たちは恐れを抱きつつも、この中で誰が一
番偉いか? イエスさまに次ぐ順位を競い合っていました。
● 主の思いに無理解な弟子たちは不遜な議論をしていますが、イエスさまは、常に正しい道に導かれ、「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい。」、この世の価値観とは反対に、模範となる生き方を示してくださいました。
● 子どもを抱き上げる、イエスさまの姿は生き生きと。イエスさまは子どもが大好き。
● 子ども(パイディオン)は、知恵に乏しく、力を持たず、社会的地位もなく、弱くはかない存在。小さな人々。
5千人の給食では、女性と子どもはその人数に含まれませんでした。幼子は取るに足らない存在です。
その幼子を、イエスさまは弟子たちの間に立たせ、神と等しいほどに大切にされるべき存在であることを示されました。
● イエスさまの象徴的な行為として、まずご自分がお座りになり、弟子たちを呼び集めて座らせました。
そして、立ち上がると、子どもの手を取り、弟子たちの真ん中に立たせて、抱き上げておられます。天から降って来て、小さな人々を抱き上げ、引き上げてくださる、神の子の使命を示す行為です。