的外れな人の願い
私たちの心がつらくて痛むとき、イエスさまも一緒に心を痛めてくださることを伝える。
1 この日の聖書だけでは、正直に言えば、救いようが見出せない箇所。(今の子どもたちは慣れているのかもしれないが、)残酷な描写、痛みを伴う表現などが登場する。「はなしてみよう」は、直後の箇所を念頭に置く。
2 イエスの評判を聞いたヘロデ王が、かつて自分が殺した洗礼者ヨハネを思い出す箇所。この日の箇所には、ヘロデが洗礼者ヨハネに対し、傾聴していたとある。
3 だがそのヘロデは一方で、娘と妻の願いによって尊敬していたヨハネの殺害を命令する。頭で理解していることがあっても、現実には行いが異なってくる「言行不一致」の姿を見出すことが出来る。
1 聖書に出てくる「ヘロデ」とは、イエス・キリストが誕生した際に登場したヘロデ(マタイ2:1)の子ども。(「豆知識」とは言えませんが)
2 ヘロデは、兄フィリポの妻に熱を上げて、自分のものとしてしまった。
3 フィリポの妻がへロディア。踊りを踊ったのがその娘。