私たちの教会はイエス様がのっておらえる舟。信仰によって恐れることはない。
自然の脅威の中でどうすることもできない弟子たちが、自然さえも従わせるイエスの神の力をみるという箇所です。弟子たちはイエスの言葉によってガリラヤ湖を横断することになりました。しかし突然暴風が吹いてきます。弟子たちの多くは漁師ですからこの状況が大変危険であることを知っていました。死の危険を感じたのでしょう。どうすることもできない恐怖の中でイエス様をさがしています。するとイエス様は眠っておられました。起き上がったイエス様は風を叱りつけ静かにさせました。弟子たちは恐怖の中にいます。イエス様が誰かを知らなかったからです。イエス様は神様なのです。神様が共におられる。いまここにいてくださる。そこに平安があるのです。
イスラエル北東部、ヨルダン地溝帯の海抜マイナス213mに位置するガリラヤ湖は、イエス様の布教活動の中心地として知られています。パンと魚の奇跡や湖面の上を歩く、嵐を鎮めるなど、新約聖書に示されているイエス様の数々の奇跡の舞台となりました。ガリラヤ湖の大きさは南北に21km、東西に13km、最大深度は43m、周囲は53kmあります。琵琶湖の約4分の1の大きさです。
イスラエル最大の淡水湖です。地中海からの風が吹くと暴風が吹き荒れます。