TNG The Next Generation

2020年12月20日 待降節第4主日

福音書 ルカ1:26~38
第一の日課 サム上7:1~11, 16
第二の日課 ロマ16:25~27

今週の聖句

「お言葉どおり、この身に成りますように」
ルカによる福音書1章38節

ねらい

 マリアはなぜ天使の言葉を受け入れることが出来たのだろうか。マリアがそれまでに、神さまを信じる信仰を育んできたからに違いない。わたしの思いではなく、神さまのお考えであるなら大丈夫なはずだと信じるマリアのような信仰を育んでいきたい。

説教作成のヒント

 幼児さんたちに子どもたちに結婚と出産の関係を理解してもらうのは難しいかもしれない。抽象的な説明を避け、具体的にどんな“困り”が起こるかをイメージしてもらう。マリアの気持ちが、なぜ変化したのかを子どもたちとともに考えたい。

豆知識

 平均年齢も現在よりも若かった当時の結婚は10代前半であった。マリアが聖霊によって身ごもったとされたことは、イエスさまがヨセフの血をひいていないと理解されることを意味する。ユダヤ社会は父系の血統によって民族が保たれるとされてきたため、父方のユダヤの血をひいていないイエスさまは、ユダヤ民族を越えた世界の民のための救い主であると解釈されるようになった。

説教

マリアさんは、ちょっとウキウキ、ちょっとドキドキしていました。もうすぐ子どもの頃からよく知っているヨセフさんとの結婚式が迫っていたからです。ところがそんなウキウキドキドキのある日、マリアさんのところに天使がやってきたのです。びっくりしているマリアさんに天使は言いました。「おめでとうマリアさん。あなたは神さまの子どもを産むために選ばれたのですよ。あなたのお腹の中にはもう神さまの子どもがいるのです。生まれてきたら、イエスと名付けなさい」。

マリアさんはショックを受けました。まだ結婚もしていないのにお腹に赤ちゃんがいるのだとわかったらヨセフさんは何というでしょうか。もしかしたら、もう結婚できません、と言われてしまうかもしれません。そしたら赤ちゃんもどうなってしまうのでしょうか。

いろんなことが心配になって、「どうしてわたしのお腹に赤ちゃんがいるのですか」と尋ねたマリアさんに天使は言いました。「どうして神さまに出来ないことがあるのですか」。

マリアさんはしばらく考えました。神さまにはこれまでもいつもお祈りしてきましたし、神さまについてのお話しも聴いてきました。神さまは世界で一番やさしいお方で、わたしたちのことをいつも大切にしてくださるのだ、とマリアさんは教わってきました。世界で一番やさしい神さまが、わたしのことを大切にしてくださるのなら、お腹にいるのだという赤ちゃんにとっても、わたしにとっても、それがいちばん良いことだと神さまが考えられたからに違いない。そうであるなら、ヨセフさんとのことも、これから生まれてくる赤ちゃんのことも、わたしが心配するより先に、神さまがなんとかしてくださるに違いない。

それでマリアさんは答えました。「神さまがお考え下さったとおりになりますように」。マリアさんは神さまを信じることにしました。わたしたちもマリアさんのように、一番やさしい神さまのことを信じたいと思います。

分級への展開

さんびしよう

*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より

やってみよう

はなしてみよう

・天使の話を聞いたとき、マリアはどう思っただろうか。もし自分ならどう思うだろうか。

・なぜマリアは、天使の言葉を信じることが出来たのだろうか。

印刷用レイアウト

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