神さまを信じて生きることによって、辛いことや大変なことがあったとしても希望をもって生きることが出来ることをわかちあう。
途中であきらめてしまう人とそうでない人がいる。あきらめずに救い主を待ち続けたシメオンとアンナの信仰から、わたしたちが信仰を持ち続けることの意味と大切さを学ぶことが出来る。
ルーテル教会の礼拝の聖餐式後に歌われる歌は、2:29-32節のシメオンの賛歌である。聖餐を通してキリストと出会い、再び世に派遣されていく感謝と賛美が歌われている。
シメオンが高齢者であるという具体的記述があるわけではないが「主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない」という“お告げ”や「この僕を去らせてくださいます」といった点から、伝統的に高齢者と考えられてきた。