マルコ福音書を見ると、三度の「受難予告」が記されています。一度目は8章31節から、二度目は、今日のところ、そして、三度目は10章32節から。受難予告においては、いつも「弟子たちの無理解」がクローズアップされます。一度目は、「そんなことがあってはなりません」といさめたペトロがいさめられる話。二度目の今回も、それを聞きながら、「だれがいちばん偉いか」と語り合う姿。そして、三度目のところでは、ヤコブとヨハネが「わたしたち二人を一人は右に、ひとりは左に」座らせてと、イエスさまに自分たちの栄誉を願い出る姿です。
笑うことはできません。わたしたちも自分の心の中をのぞくと、やっぱりいい思いをしたい、自分だけは上手くいきたい、もっと認められたい、成功したい、・・・と願望を持っています。そういうお弟子たちをお見捨てになることなく、エルサレムへ歩まれたイエスさまのお姿、改めて振り返ってみましょう。
☆「一番の者が後ろになる」じゃんけんゲーム
はじめはひとりずつスタートして歌いながら辺りを移動し、歌が終わったところで近くのひととじゃんけんをします。一般的には負けたら勝ったひとの後ろに付きますが、ここでは負けたひとが先頭になり、最後に一本の電車になるまでじゃんけんを繰り返します。
歌は「じゃんけん電車」、「貨物れっしゃ」などがあります。「線路はつづくよどこまでも」も良いでしょう。大人も入って、できるだけたくさんで遊ぶと楽しいと思います。一番先頭になるのは誰でしょう?