・イエス様を信じて生きる生き方が決して楽なものではないことを知る。
・この世の終わりについて私たちにわかっていることはないが、もし世の終わりがやってきても決して滅びないものがあることを知る。
・「髪の毛一本」(19節)とはごくわずかなもの、ほんの小さなもののたとえ。
・新共同訳聖書は19節を「命をかち取る」と訳しているが、ここで言われる命は永遠の命であり、神に与えられる結果として「得る」ことができるもの。
・「命」(19節)とは「魂」とも訳せる言葉で、もともと「下にとどまる」という意味。我慢ではなく踏みとどまる。
・ルカによる福音書は紀元後80年ごろに執筆されたと考えられており、70年のエルサレム神殿崩壊、キリスト教弾圧などの実態が反映されたものとなっている(マルコでは親子兄弟のみだがルカでは親族や友人にもふれられる(12節)等)。