・待降節、アドベントの第2週目。洗礼者ヨハネの呼びかけは、「心を悔い改めること」。それは私たちが、今までの自分中心・人間中心から、神中心に心を入れ替えること。
・悔い改めることが出来ない人間の原因はなんだろうか。罪人である私たち人間は、皆なかなか悔い改めることができない。原因は、「罪を悔い改めようとしない心」である。自分の弱さ、欠点、やぶれを素直に認めるとは?
・3章1~3節で、どのような時期だったか、そして世情、民衆の状況がわかる。イスラエルの人々は、ローマ帝国のもと、支配され苦しんでいた。そんな人間の歴史のただ中に、神の計画が始められ、進められ、成就していく。
・3章4~6節のイザヤ書の言葉は、イザヤ書40章3~5節から。紀元前6世紀、バビロンの国に捕われの身となっていたイスラエルの民に向かって語られた。捕われの身の捕囚時代が近いうち終わり、再び自由民となって自分たちの国に戻れるという、喜びの知らせを伝え、そのために何をするべきかを伝えている。