・イエスさまがわたしたちのために来てくださったことの意味を知る。
・イエスさまをお迎えする準備をはじめる。
・アドベントはイエスのお生まれを楽しみに待つ季節である。その喜びは大切にしたい。しかしそれと同時にキリストがなぜこの世に生まれてきてくださったのかということに、心を留めたい。へりくだって私たちのところに来てくださったイエスのことを覚え、それぞれのアドベントの過ごし方を考えたい。
・イエスは王として私たちのところに来られる。私たちはそのイエスをどのように迎えるだろうか。心の中の王座をイエスに明け渡す勇気が私たちにあるか。イエスを喜び迎えた同じ群衆は、扇動されたとはいえ、一週間後にはイエスを「十字架につけろ!」と叫ぶ群衆でもある。
・「アドベント」(待降節)というラテン語の本来の意味は「到来する」。「待つ」ことよりもむしろ「キリストが来られる」という出来事の方に焦点を当てたことばである。
・典礼色の紫は「悔い改め」「節制」「王なるキリストの尊厳」をあらわす。
・イザヤ書62:1、ゼカリヤ書9:9の預言の成就であったことが記されるが、マタイは特にここで「柔和」を強調する。軍馬ではなくろばに乗る王イエスは、神の謙遜と平和的支配の象徴。
・エルサレムの町中が「揺り動かされた」(10節)・・・「地震」を意味することば。