モーセの十戒に安息日を守らねばならないとあります。これは人が「守らねばならない」ものでした。この「守らねばならない」が神様の御心とは違って本来の意味ではない方向にとらえられ、安息日には「何もしない」「してはいけない」となりました。安息日を守るとは本来の意味は人が自由にされたことを喜び祝うことです。私たちの教会は日曜日が安息日です。何もしない日ではありません。この日に礼拝を守るのは、イエス様の死と復活により罪と死の支配から解放されたことに感謝する日です。
ファリサイ派の人たちは安息日の掟を生活の中で具体的にどう守るかを必死に研究しました。その中で39個の安息日にしてはならない仕事リストを作っていました。麦の穂の収穫もその一つでした。現在でもしてはいけないリストは増えており、3千以上あると言われています。