イエス様によって自由に生きる
・今回は、イエス様によって私たちは自由に生きる者とされていること、そして、自由に他者に仕えることができることに着目しています。
・宗教改革主日なので、宗教改革に関することなど、自由にテーマを選んでお話をしても良いと思います。
・中心聖句にある「真理」とは、36節にもあるように「子」と同じように用いられています。イエス様のことです。
・宗教改革にまつわる歴史的な転換はいくつもあります。自国語の聖書を手に持つことや、賛美歌を歌うこと、あるいは人権思想や、女子教育、幼児教育の発達など。書籍もたくさん出ていますので、分級などを含めて子どもたちと分かち合えると良いでしょう。
今日は、宗教改革を覚える日曜日です。みんなは、10月31日が何の日か知っていますか?そうです、ハロウィン、でもあるのだけれど、もう一つ大事な日でもあります。それは、宗教改革記念日です。500年以上も前に、教会で、聖書を読んで神様の言葉を聞こう!という運動が起こりました。今日、私たちも、そんな教会の大切な日を記念しています。
だから今日は、私たちも、聖書に書いてある神様からのメッセージを思い出してみましょう。聖書には、神様が私たちのことを愛してくださっている、と書かれています。私たちは、みんなそれぞれ違うし、得意なことも苦手なこともあります。上手くできないことばかり思い出す時には、落ち込むこともあるかも知れません。でも、神様は、それぞれに賜物を与えて、その賜物を活かして、私たちが助け合って生きることができるようにしてくださっています。
イエス様は言いました。真理はあなたたちを自由にする。これは、神様に守られてみんなは自由、神の子イエス様につながってみんなは自由なんだよ、という意味です。私たちは自由なのだから、神様に守られて、誰かを助けることもできます。何もできないって思わずに、ぜひ、困っている人のことを思い出してお祈りしてみましょう。互いに祈り合う真ん中に、イエス様が共にいてくださいます。
(執筆: 小澤周平牧師)
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)118番「イエスさまとよんだら」、改訂版94番1.3「ふしぎなかぜが」。
ルターの紋章について
黒い十字架についた赤いハートは、死んでよみがえったキリストへの信仰、
その周りの白いバラは、この世を超えた喜び、慰め、平和を、
空色の地は天の始まりを表し、それらを囲む金色の輪は永遠にして高貴な救いを与えられてことを象徴しています。
・自由についてはなしてみよう。
・聖書や賛美歌について知ってみよう。
・手作りボウリングで宗教改革を体験してみよう。