*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)35番「しゅわれをあいす」、改訂版124番「あいのしゅイェスは」。
お友だちに嫌なことしちゃったなという気持ちでいる時、許してもらえたらどんなに嬉しいかを体験してみよう!
〈用意するもの〉
紙、えんぴつ、消しゴム、箱
①お友達や家族や周りの人に対して、意地悪をしたり、悲しい思いをさせてしまったことを思い出して紙に書いてみよう。1人1枚でも、2枚でも書いて良い。
②書いた紙を箱の中に入れる。さっきまで軽かったのに、みんなのした意地悪なことがぎっしり詰まっているから、今は持てないくらい重くなっています。
③どうしたらこの箱、軽くなる?と考えてみる。許してもらう⇒どうしたら許してもらえるかな?⇒いけなかったと思う。
④反対に友達に嫌なことをされたら怒りたくなるよね。でも友達に「ごめんね、もうしないよ」って言われたら許せるよね。
⑤みんなの嫌な気持ちで重くなってしまったこの箱。みんなが悪かったなあと思えば、許してもらえるはずです。そうすると気持ちが明るくなって、心が軽くなるよね。そうするとこの箱も軽くなります。
⑥全てをご存知の神様に今日の学びを報告しつつ、友達同士、家族同士、嫌なことを見たり聞いたりした時には、それはいけないよと言える勇気をくださいとお祈りしましょう。
「(人が人を)ゆるす」ということはどんなときに可能なのでしょうか。実体験も含め、実際には「ゆるす」ことは難しいことです。しかし、「ゆるせない」と嘆くよりも、「ゆるしてもらった」ことや「ゆるせた」という体験を分かち合ことが「ゆるす」ということを改めて考えられるのではないでしょうか。