・神様に信頼して委ねる姿勢をペトロの信仰告白から学びたいと思います。

・イエス様が生ける神の子であるということは、どういうことでしょうか。そしてどんな人々と、どんなところを生きられたでしょうか。イエス様が歩まれた場所は、神殿や王宮ではありませんでした。馬小屋で生まれ、漁師や徴税人と共に旅をし、困っている人のところへ歩み寄って行きました。それは私たちと共におられる神様、この世界に生きて示された神様の姿でした。

・今の私たちと共に生きて歩まれるイエス様の姿はどんなところに示されるでしょうか。私たちはどんなところにイエス様の姿を見出すことができるでしょうか。

・フィリポ・カイサリア地方とは岩が多い地形をしているそうです。家を建てるような平らな場所は少なかったようですから、静かな落ち着いた場所をイエス様は選んでお話されました。

・洗礼者ヨハネ、エリヤ、エレミヤ、預言者。それぞれ神様の言葉を預かり、神の国の訪れを告げた重要な人物でありますが、一人として神様ではありません。イエス様のことをどれだけ高く評価している者であっても、真の神であることを理解していた民衆はいなかったということです。

・そのことに対応して、ペトロがイエス様をメシアと言い表しています。生けるメシアであるというのは、置物の神様ではなく実際に人々の間を生きられた神様であるということです。

＊讃美歌は”こどもさんびか”（日キ版）より

旧版35番「しゅ われを あいす」、改訂版124番「あいのしゅイエスは」。

☆イエス様は何者かゲーム

イエスさまは色々なところで病気の人を治したり、沢山の人にパンを食べさせたりされました。

そこで人々はイエスさまのことを「洗礼者ヨハネ」だとか「エリヤ」とか「エレミヤ」と言う預言者だとか、また別の「預言者の一人だ」とか色々と知っている偉い人の名前を言って噂をしていました。

そんな時、イエスさまは「あなたはわたしを誰というか」とペトロさんに聞かれました。

では今から私がみんなに聞きますよ。

１、○印のカードと×印のカードを子供達に配りそれぞれ両手に○と×のカードを持たせる

２、教師は「じゃあ聞くよ、私が正しい答えを言ったら○のカードを持っている手を上に上げてね。間違いの答えを言ったら×のカードを持っている手を上げて下さい。

３、ではききますよ。私が言ったらすぐに○か×のカードを上にあげてね

イエスさまは、、、、、、、、、、（とここで長く引っ張って）エリヤ！

イエスさまは、、、、、、、、、、預言者！

イエスさまは、、、、、、、、、、メシヤ！

と色々な名前を言って手を上げさせる。テンポを速くしたり、最初を長くひっぱって紛らわしくしてみたりする。

ではみんなで言ってみましょう

「あなたはメシア、生ける神の子です」

（教師）「メシアとは、救い主、私たちを助けて下さる方。生ける神の子とは、人間の姿をしているけれど神様であるということ。もう一度聞きます。イエス様は？」→（子供達）「あなたは、メシア、生ける神の子です」

＊お家の人とするとき、家族で役割を決めてこのゲームをやってみましょう。

・ペトロさんはどんな気持ちでイエス様の紹介をしたでしょうか。

・私たちがイエス様を紹介する時、どんな言葉で紹介するでしょうか。

・ではイエス様は私たちをどんな言葉で紹介してくださるでしょうか。