・「神の家」「道」「真理」「命」「イエスと父なる神」など多くの主題となる事柄が記された箇所と言える。ここでは「神の家」を主題として、イエスによって私たちが神の家に招かれていることを伝えたい。
・私たちは神の家を、神が私たちの神として永遠に共にいてくださるということの中に見いだすべきである。
・私たちは、既に神の家に住む者とされているし、この世の命を越えて神の家に住むという約束を与えられているのである。
・2節の「用意しに行くと言ったであろうか」は分かりにくいが、前後の脈絡から考えるなら「用意しに行くと言ったではないか」ということである。「聖書協会共同訳(2018)」では「私の父の家には住まいがたくさんある。もしなければ、私はそう言っておいたであろう。あなたがたのために場所を用意しに行くのだ」と訳されている。神の家には既に住む場所はたくさんあるが、万一足りなかった場合にイエス自らが住む場所を用意してくださるという約束である。