主に出会えて嬉しいという「出会いのうれしさ」が二人の高齢者によって語られる。
その主は二人の高齢者に「安心」を与える。
日常的な付き合いの中では「あなたに会えて嬉しい」という感情を他者に抱くことはない。
しかし遠方の友や、熱望していた人との出会いなどは「出会いの嬉しさ」を感じる。
教会に行く、勤務のために幼稚園、保育園に行くことも、私たちにとっては日常。
しかし主は教会に来る、勤務のために幼稚園、保育園に来る私たちに「よく来たね」という目線で迎えて下さっている。
シメオンもアンナも、いわゆる高齢者。
ルーテル教会の礼拝にある「ヌンク・ディミチス」の歌詞は、この聖書から取られている。