主に出会えて嬉しいという「出会いのうれしさ」が二人の高齢者によって語られる。
その主は二人の高齢者に「安心」を与える。
日常的な付き合いの中では「あなたに会えて嬉しい」という感情を他者に抱くことはない。
しかし遠方の友や、熱望していた人との出会いなどは「出会いの嬉しさ」を感じる。
教会に行く、勤務のために幼稚園、保育園に行くことも、私たちにとっては日常。
しかし主は教会に来る、勤務のために幼稚園、保育園に来る私たちに「よく来たね」という目線で迎えて下さっている。
シメオンもアンナも、いわゆる高齢者。
ルーテル教会の礼拝にある「ヌンク・ディミチス」の歌詞は、この聖書から取られている。
もうすぐお正月です。みんなはおじいちゃん、おばあちゃんの家に行きますか。おじいちゃん、おばあちゃんが近くに住んでいる人は、いとことかの家に行きますか。お正月になって(幼稚園、保育園の)先生たちは、みんなに会えないと寂しくなります。でもお正月が終わってみんなに会えると、とても嬉しくなります。
今日の聖書には「シメオン」というおじいさんと、「アンナ」というおばあさんが出てきました。この人たちは、イエスさまにお会いしたいなという気持ちをずっと持っていました。そうしたらなんと今日、赤ちゃんイエスさまとお会いできたのです。シメオンおじいさんも、アンナおばあさんも嬉しかったでしょうね。
みんなが教会(幼稚園、保育園)に来ると、先生たちは嬉しいです。でも先生たちよりももっと嬉しい気持ちになる人、知っていますか? それはイエスさま。みんながイエスさまの教会(幼稚園、保育園)に来ることを、イエスさまは本当に嬉しく思っています。元気で、良いお正月を過ごして下さいね。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□26番 「いざうたえ」
□改訂版70番 「いざ歌え、いざ祝え」
やってみよう
<用意するもの>画用紙(5cm×5cm)、色鉛筆、サインペン
もうすぐ新年がやってきます。みんなでカルタを作ってみましょう。
画用紙(5cm×5cm)を用意して、絵札と読み札を作ります。
みんなで考えると面白いカルタができます。
できたカルタはその場で遊んでもいいですし、来年(来週)のお楽しみにしてもいいですね!
□将来の夢や希望はありますか?
□これまでに叶った夢や希望はありますか?