(Lv.1)夕方から働いた人は1デナリオン貰いました。朝から働いた人は何デナリオン貰えたでしょう?(答え:1デナリオン)
(Lv.2)夕方に広場にいた人は、なぜ一日中そこにいたのでしょうか?(答え:誰も雇ってくれなかったから)
(Lv.3)主人は、何回労働者を雇いに出かけたでしょう?(答え:5回(夜明け、九時ごろ、十二時ごろ、三時ごろ、五時ごろ))
(Lv.4)「後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」という言葉とよく似た言葉で終わる箇所が今日の箇所の直前にあります。なんという出来事でしょう?(答え:「金持ちの青年」(マタイ19:16-30)
(Lv.99)「デナリオン」というのは昔使われていたお金です。それでは「1デナリオン」硬貨は、どんな金属で作られていたでしょう?(ヒント:聖書の後ろの方に載っています)(答え:銀。約4gだそうです)
<説明>今日の福音書のとおり、実際にロールプレイをやってみる。
<まず、役柄を決める>
・ナレーター、主人(雇う人、時間をはかる人)、監督、ぶどう園で働く労働者【明け方から(朝一番)働く人、9 時、12 時(昼から)、午後 3 時、5 時(夕方から)】の人々。
<ロールプレイのすすめ方>
・ナレーター:20:1 「天の国は次のようにたとえられる。ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、夜明けに出かけて行った。」
・主人:マタイ 20:2 「…一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送」るぞ(最初の約束をしっかりと告げる)。【一デナリオン(例):あめ玉、お菓子、カードなど】
・主人は労働者に呼びかけ【(例)「次は○時の人、働いて!」】(順次、5 時の人まで)、順に雇い、働いてもらう【労働(例):折り紙で、手裏剣、折り鶴を折るなどの労働】。労働時間は 1 分毎など、時間を計りながら雇い人を働かせる。
・ナレーター:20:8 「夕方になって、ぶどう園の主人は監督に『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』と言った。」
・監督:約束の「一デナリオン」渡す(注意:5 時の人から順に配ることを忘れずに!)
・主人:労働者たちに感想を聞く(不平、不満がでないか?!もし出たら…)
・主人:20:13「主人はその一人に答えた。『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。
・主人:今日のイエス様のたとえ話の最後の言葉を言う。「20:14 自分の分を受け取って帰りなさい。わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。20:15 自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。」
<参考:こどもたちと一緒に、イエス様の言葉を考えよう>
イエス様の 20:15 の言葉「自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。』の原語は、直訳すると、「私に良い(○)ことを、お前の目に悪い(×)のか」という言葉になります。 他の訳では――・<岩波訳>「私のものについて、私が好きなようにするのがいけないとでも言うのか。それとも、私が寛大なものだから、君の目がよこしま(嫉妬深い、貪欲な、の意)になったのか。」
・<塚本虎二訳>「わたしがしたいようにしてはいけないのか。それとも、わたしが親切にしてやったのがうらやましいのか。」などもご参考に。
・兄弟がいる人はお父さんやお母さんに、いない人は教会の中で子どもが二人以上いる大人に兄弟でどっちが好きか聞いてみよう。
・順番抜かしや不公平されことってある?
・明日も日雇いの仕事があります、みなさんだったら何時に広場に行きますか?