聖霊降臨をよろこぶ
・イエス様は弟子たちに聖霊を送ると約束されました。
・十字架と復活の後、イエス様は約束通り聖霊を送ってくださいました。
・その聖霊がいつも私たちと共にいて、教会と私たち一人ひとりを守ってくれています。
・聖霊降臨(ペンテコステ)は教会の最初の数世紀間においてイースターの次に重視された祝祭日である。もともとペンテコステはキリストの昇天と聖霊の降臨の両方を記念するものであったが、4世紀の終わり頃これら二つの儀式は分離し、復活日の40日後に昇天日が、50日後にペンテコステが祝われるようになっていった。
・聖霊降臨の出来事はユダヤ教の五旬祭の日に起こった。五旬祭は、ユダヤ教の三大祭(過越祭、五旬祭、仮庵祭)の一つであり、過越祭の日曜日から数えて50日目に祝われる。この祭りはユダヤ人への律法の授与を記念し新穀(小麦)を捧げるものであり、また巡礼祭でもあったので、世界各地のユダヤ人たちがエルサレムに戻ってくる機会となっていた。
・キリスト教徒にとってペンテコステは教会の誕生を記念する日であるとも言われる。聖霊の働きによって弟子たちが様々な国の言葉で語り始めたことと、それをきっかけに伝道が開始され教会が形成されたことを祝う日である。
今日はペンテコステのお祝いの日です。ペンテコステでは聖霊が私たちのところに来てくださったことをお祝いします。先週私たちはイエス様がお空の上にある自分のおうちに帰られたというお話をしたよね。イエス様はおうちに帰っちゃったからもう直接会うことはできないけど、その代わりにイエス様は聖霊を送ってくださったということを今日の聖書は言っています。
聖霊はイエス様の代わりにここへ来て何をしてくれるでしょうか。イエス様は、聖霊は目に見えないけど、みんなのことを助けてくれるんだよと言っておられます。イエス様が私たちの住むこの地上におられた時は、イエス様自身が色々なことを教えてくれて、イエス様自身がお弟子さんたちのことを守ってくれていたよね。今は聖霊が私たちに同じことをしてくれているんだよとイエス様は言っておられるのです。
聖霊はいつも私たちの近くにいて、私たちがもっと神様のことが好きになれるように、そして私たちが悪いものから守られるように、見えないところで働いてくれています。教会が世界中の色々なところでつくられて、世界中のたくさんの人がイエス様を信じるようになったのも、聖霊が働いているからできたことです。聖霊はとっても力強い神様です。
だから、みんなには見えない応援団がたくさんいます。父なる神様も、イエス様も、聖霊も、見えないところでみんなのことを守ってくれています。とっても力強い応援団です。とっても力強い応援団に守られてるから、みんなは安心して大丈夫です。もちろん先生たちもみんなの味方です。みんなの声が神様に本当に届いているのかなあと思うような時は、身近な応援団である先生たちのところにお話しに来てください。
(執筆: 森下真帆牧師)
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)42番「おことばしんじ」、改訂版94番「ふしきなかぜが」。
<用意するもの>おはな紙、はさみ(人数分)
①おはな紙を半分に折る。
②ハトの形をえんぴつで書き、切り取る。
③折った輪に2㎝ほどの切込みを2か所入れる。
④切込みに指を入れて、一人ずつ「聖霊が○○さんのところにやってきた。ピッ!」と言いながら、タッチする。
※聖書には、聖霊が炎のようにまた鳩のように下ってきたと書いてありますね。本当の聖霊は目に見えないけど、こんな風にいつもみんなと一緒にいて、力を与えてくださり、助けてくださいます。
・ペンテコステは何をお祝いする日でしょうか?
・聖霊のことを知っていましたか?
・神様に応援してほしいことがありますか?