神の力はいつどこででも働くことを知る。
・イエス様は地上を離れて天に昇られ、父なる神様のそばへ行かれました。
・天にいるイエス様の力は離れていても私たちに働きます。
・イエス様は地上を離れる時に弟子たちに信仰を与えてくださいました。
・主の昇天(昇天日)は復活のイエスが天に上げられたことをおぼえる日である。この日、イエスが地上での活動を終えて父のもとに帰られたことが記念される。また、キリストの昇天は私たちの召天の原型であり、私たちに先駆けて天に昇られたイエスに倣って、私たちもいずれ天の御国に入れられるということが加えて想起される。
・キリストが復活の40日後に昇天したという聖書の記述から、昇天日は伝統的に、復活日から数えて40日後の木曜日に祝われてきた。しかし週日に礼拝するのが難しい場合は復活後第7主日を主の昇天として祝うことができる。
・復活から40日後が昇天日、その10日後(復活から50日後)がペンテコステである。昇天のエピソードは聖霊降臨の約束と深く結びついている。
みんなはイエス様に会ったことありますか。家族やお友達に会うようにイエス様に会ったことがあるという人はいないと思います。先生も会ったことはありません。イエス様が「こんにちは~」って言って家に来たり、「もしもし、イエスですけど~」って電話をかけてきたりすることはないもんね。
じゃあイエス様は今どこにいるでしょうか。イエス様は天におられる、高い高いお空の上に昇っていかれて、そこにおられると今日の聖書では言われています。イエス様は私たちの住むこの地上に来られていた時もあったけど、イエス様はご自分のやるべきことを全部やったので、ご自分のおうちであるお空の上に帰られたのです。
そうやってずっと昔に、イエス様は私たちの目には見えなくなってしまいました。残念だね。先生もイエス様に会ってみたかったです。でも、イエス様は天に帰られる時に、私たちが寂しくないように、私たちが困らないように、あるものをプレゼントしてくれました。そのプレゼントが「信仰」です。「信仰」というのは神様を信じる気持ち、神様を感じるアンテナのことです。イエス様はみんなの心にそれをプレゼントしてくれました。
だから私たちはイエス様に会ったことがなくてもイエス様を心に思い描くことができるし、イエス様がくださっている愛を感じることができます。イエス様にもおうちがあるから、そこに帰らないといけないのは仕方がないことです。でも離れていてもいつでもつながれるように、イエス様は私たちに「信仰」をプレゼントしてくれました。
この「信仰」というプレゼントは大人になってからもとっても役に立つから、みんなにもそれを大事に持って大きくなってほしいと思います。
(執筆: 森下真帆牧師)
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)107番「イエスさまって」、改訂版16番「イェスさまいるってほんとかな」。
<用意するもの>牛乳パック、ストロー(13㎝に切る)、マジック、ホッチキス、はさみ
1 牛乳パックを横16cm、縦2㎝の長さで切る(あらかじめ準備しておいてもよい。)
2 好きな絵や模様を両面にマジックで書いて、表にしたい面を内側にして半分に折る。
3 13㎝に切ったストローの片側に切り込みを入れて、牛乳パックの折った輪に差し込んで、ホッチキスでとめる。(表側からと裏側から)
4 牛乳パックを少しナナメに広げるとできあがり。
※天にあがられたイエス様を思い起こしながら、竹とんぼを飛ばしてみましょう。
・イエス様と会いたいと思うことがありますか?
・それはどんな時ですか?
・イエス様とつながっていると感じたことがありますか?
・それはどんな時ですか?