イエスに注意を向けることの大切さを知る。
今の時を見分けるとは、イエスを見つめることである。神は、イエスを通して愛や赦しのメッセージを伝えている。天気予報を見ながら私たちがその日や一週間の天気を気にするように、イエスはイエスのことにも注意を向けるようにと私たちを招く。なぜなら、私たちが生きることにおいて大切な愛や赦しがイエスに現れているからである。
イスラエルでは西に地中海があるので、地中海の湿気を含んだ雲が西に現れ西風が吹くと、雨が降り出したようである。また、南風は、ネゲブ砂漠からの風であり、砂漠の熱気を運んできたようである。
イエスさまは、私のことをよく見てねと言いました。どうしてでしょうか。
イエスさまは、病気で苦しんでいる人や仲間外れにされている人と一緒にいました。病気になると辛かったり、不安だったりします。そんな人に「私が一緒にいるよ。大丈夫だよ」とイエスさまは一緒にいながら病気の人を支えていたのです。
また、仲間外れにされている人は、心が傷ついていたり、寂しかったりします。そんな人にも「私は一緒にいるよ。大丈夫だよ」と伝えていたのです。
イエスさまを見ると、私たちはイエスさまの愛が何であるのかを知ることができます。イエスさまは、いつでも私たちと一緒にいて「大丈夫だよ」と私たちを元気づけてくださいます。
私たちは、病気になったり、人から嫌なことをされたりすると苦しさや辛さばかり感じてしまいます。でも、イエスさまはそんなときに、「私を見てごらん」と言われます。「私は一緒にいるよ。大丈夫だよ。私はあなたを一人にはしないよ」と約束してくださっています。ですから、私たちが苦しいことや辛いことがあったとき、イエスさまのことを思い出してみましょう。イエスさまは、今も、私たちと一緒にいて支えてくださっているからです。
(執筆:関満能牧師)
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)119番「やさしいめが」、改訂版114番「やさしいめが」。
*イエス様をよく見てみようゲーム
用意するもの…折り紙で輪繋ぎのレイを作っておく
1 イエス様の役をする人、一人出る。みんなのよく見える所に立ち、輪繋ぎのレイを首
にかける。
2 イエス様役の人は2パターンのポーズを考える。(例えば、お祈りをする、つえを持っ
て歩く、パンをさく、天を仰ぐ等々…イエス様を思い浮かべてみてね)
3 ゲームを始めます。
イエス様役「皆さん、皆さん、いいですか?」
(と聞く)
みんな 「イエス様、イエス様、何ですか?」
(と、答える)
イエス様役「こんな事、こんな事出来ますか?」
(と言いながら、考えた2パターンのポーズをやって見せる)
みんな 「こんな事、こんな事出来ますよ」
(と言って、2パターンの動作を真似する)
*イエス様役を交代してレイを渡す。色々なポーズを考えられるかな?
・イエスさまはあなたにとってどんなかたでしょうか。
・イエスさまが一緒にいると聞いて、あなたはどんな気持ちになりますか。
・イエスさまを知るためには何をしたらよいでしょうか。