・子どもたちは周囲の大人からたくさんのことを吸収します。愛される環境で育たなければ、いざ子育てを始める年齢になって、どのように子どもを愛したらよいか分からない人間になってしまうこともあるようです。それほど、子どもたちがどのような人々に囲まれて成長するのかは大切なことのようです。
・もちろん、大人となった今、不完全さや罪深さや限界を覚えながら、子どもたちに接しなければなりません。だからこそ、子どもたちの日常にイエス様が共にいてくださることは恵みに他ならないと思います。
・子どもたちに、イエス様の愛を伝える中で、子どもたちのうちにイエス様の愛を感じる心が育まれていくよう祈りつつお話しできたらと思います。
・翌日には十字架におかかりになられようというイエス様の弟子たちへの最期と説教の個所。
・イエス様は弟子たちに愛しなさいとおっしゃいますが、ただ愛しなさいとおっしゃったのではありません。「わたしがあなたがたを愛したように」と、まずご自身が愛してくださいます。
・イエス様の最期の説教です。「告別説教」とも呼ばれる個所です。イエス様の遺言のような内容の説教です。
・「互いに愛し合いなさい」とヨハネによる福音書やヨハネの手紙には度々出てきます。初期の教会では、とても大切なこととされていたと思います。
皆さんは、スポーツをしたり、工作をしたり、絵をかいたりすると思います。ところが、お友達は上手にできるけれども、自分はなかなか上手にできないこともあると思います。そのような時にどうしますか?きっと、先生やお友達にどうしたら上手にできるか聞いて、実際にお手本を見せてもらってやると、次第に上手にできるようになります。
私たちが毎週のように読む聖書はイエス様の愛のお手本が示されている本だと思います。そして、私たちは教会で、イエス様の愛について毎週のように学びます。イエス様のお話しを聞いて、イエス様が私たちをどう愛してくださるのか、私たちがお友達をどう愛したらよいのかを身につけていきます。だから、教会に来て聖書を学ぶことは、私たちがどういう大人に成長していくかを学ぶことであり、お友達とどうしたら気持ちよく過ごせるのかを学びます。
今日も私たちがイエス様からたくさんの愛をいただいていることはとても大切なことです。イエス様に愛されることで、私たちはお友達を愛することができ、これから皆さんが成長する中で、よいお友達がたくさん与えられていくからです。そして、イエス様に愛されることで、私たちはお友達のことを思いやることができます。
イエス様は、私たちがうれしい時に、共にいて喜んでくださいます。私たちが寂しい時には一緒に悲しんでくださいます。そして、私たちを守るためなら命だって惜しまないお方です。このようなイエス様の愛の中で、人生を生きるならば、どんなにすばらしい人生が待っていることでしょうか。だから、今日もイエス様に守られて、安心して穏やかな気持ちで過ごしたいと思います。このようなイエス様に愛されて生きていくならば、きっと、お友達のいろいろな気持ちに気付くことのできる大人に成長できます。
(執筆:渡邉克博牧師)
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)131番「みんなでみんなで」、改訂版95番「せいれいによりて」。
①2人1組になる。
ハンパな時は、3人組があっても大丈夫です。
②Aさん、Bさんを決め、向かい合わせに立つ。手を使ってリズム打ちをするゲームです。
<パターン1…2拍子リズム>「あ・い」
A 「あ *」(Aさんは、‘あ’の時、「あ」と言って手を打つ)
B 「* い」(Bさんは、Aさんに続いて「い」と言って手を打つ)「あ・い・あ・い・あ・い・あ・い・・・・」と続けます。
慣れてきたら、Aさんが手を出し、BさんがAさんの手を打っても良い。Aさんは手の位置を高くしたり横に出したり低くしたりと全身を使って動かします。
<パターン2…3拍子リズム>「い・え・す」
A 「い * *」(Aさんは、常に1拍めの「い」の言葉です。)
B 「* え す」 2,3泊目を打つ。
言葉は、オリジナルで考えてくださってもOKです。
<パターン3…4拍子リズム>「あ・が・ぺ・い」アガペーの意
A 「あ * * *」
B 「* が ぺ い」
③Aさん、Bさんを交代する。上手にできるようになったら、ピアノなどを使ってリズムを変えたりするのも楽しい。
※3人組の時は、Aさんは両手を使います。
・イエス様はどのように愛してくださいますか。
・困っているお友達にどのように接したらよいでしょうか。