主の復活をよろこぶ。
・復活はイエス様があらかじめ約束されていたことです。
・神の約束は、死は終わりであるという人間の常識よりも確かなものです。
・イエスが十字架につけられたのが金曜日で、その日のうちにアリマタヤのヨセフという議員がイエスを墓に葬った。婦人たちもヨセフについて行って埋葬を見届け、家に帰って香料と香油を準備した。その日の日没から安息日に入ったので、婦人たちは安息日には掟に従って休んだ。そして週の初めの日の早朝(日曜日の早朝)、婦人たちは準備しておいた香料を持って墓に行った。香料を遺体に塗って、イエスの葬りを完了させるためである。したがってイエスは三日三晩墓にいたわけではない。金曜日のうちに墓に入れられ、土曜日を墓で過ごし、日曜日に墓を出たので「三日目に」復活したとカウントすることになっている。
・エルサレム郊外には巨大な墓地があり、柔らかい石灰岩を切り出して洞窟状の墓を作っていた。死亡直後の遺体は一年ほどそこに安置され、骨になると取り出されて骨箱に移された。墓の入り口に石が置かれたのは墓の盗掘を防止するためで、平たい丸型の石を溝に収まるように取り付けることで墓を封印していた。
・婦人たちのうちマグダラのマリアとヨハナに関しては8:2~3(悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。)に記述が見られる。ヤコブの母マリアは6:14~15に名前が挙げられている使徒ヤコブの母であったと推測されている。
・使徒たちが復活の証言を受け入れなかったのには報告者が女性であったことも関係している。ユダヤの社会においては女性に証言能力が認められていなかったからである。法廷においても女性、精神疾患者、聴覚障がい者、奴隷、未成年(13歳以下)の証言は基本的に認められていなかった。
イースターおめでとうございます。イースターはイエス様が死から復活されたこと(つまり生き返られたこと)をお祝いする日です。イエス様は私たちの悪い心のために、私たちの身代わりになって死なれたと先週聞きましたね。でもイエス様は死んだだけじゃなくてそこから生き返られて、今もずーっと私たちを守ってくださっています。
それってすごいことだよね。死んだ人が生き返るなんて、そんなことあるんでしょうか。実際にお墓を見に行った女の人たちも、女の人たちから話を聞いたお弟子さんたちも、イエス様が復活したことをはじめは信じられませんでした。どんなにイエス様がすごい人であっても、さすがに死んだら終わりだと思っていたからです。
実はイエス様は死ぬ前に「わたしは復活するよ」と約束しておられました。わたしは死んでもいなくなったりしないよ、必ずみんなのところに帰って来るよと約束してくださっていたのです。でもお弟子さんたちはその約束が絶対だと信じられませんでした。だって約束していても、その通りにならないことってたくさんあるもんね。
みんなもそういうことってないかな?やるって約束したことを自分がやらなかったり、相手にやってもらえなかったり。今はコロナが流行ってるから、旅行や遠足の約束をしていてもなくなっちゃったりします。お弟子さんたちも同じように、イエス様の約束はなくなっちゃったのかなと思っていました。
でもイエス様は約束をやぶるお方でしょうか。違うよね。イエス様は絶対に約束を守ります。イエス様は約束通りに生き返って、女の人とお弟子さんたちのところにところに帰ってきてくださいました。どんなに驚くような約束であっても、イエス様が約束されたことはその通りになるのです。
死んで復活されたイエス様は、私はずっとみんなと一緒にいるよ、どんなときでも見守ってるよ、とみんなに約束してくださっています。人間同士の約束は守られないこともありますが、イエス様の約束は絶対です。だからみんなは安心して、イエス様が守ってくださってるって信じていてください。
(執筆:森下真帆牧師)
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)40番「よあけのほしが」、改訂版86番「よあけのほしが」。
<用意するもの>
色画用紙、白画用紙、麻ひも、柄の入った折り紙、はさみ、ペン、のり
1, 色画用紙B6サイズを半分に折る。直径10㎝の円を描いて切り取る。
2, 同様に白画用紙を半分に折り、約9㎝円を描き切り取る。
…ここまでは、予め準備していると良いでしょう。直径は目安です。…
3, 白のまるい用紙に、イースター(または春)で思い浮かぶものを描いてみよう。
たまご、うさぎ、ひよこ、ユリの花などなど。なんでもOK!
柄の入った折り紙を、たまごの形に切って貼り付けても可愛い。
4, まるい色画用紙に白に描いたものを貼り付け、麻ひもで縦につなげていく。
・イースターは何をお祝いする日でしょうか?
・お墓に行った女の人たちはどんな気持ちだったでしょうか?
・話を聞いたお弟子さんたちはどんな気持ちだったでしょうか?