「神と人とに愛されている」わたし、あなたであることを伝えたい。
・「イエスさまが迷子になった」話。親や保護者の目線では、子の不在は「迷子」
・しかし主や子どもの目線では、「迷子」とは自分の興味関心への深化、近づき。
・ユダヤの人々は過越祭には、おそらく町村ぐるみでエルサレムに行く習慣があった。
・「知恵が増し、背丈が伸びる」とは、子どもの心身の(その子なりの)成長を言う。
・ユダヤの人々は過越祭には、おそらく町村ぐるみでエルサレムに行く習慣があった。
・だから、両親はイエスの不在に気付かなかった。どこかに居るだろうと思っていた。
・イエスさまがお住まいだったナザレからエルサレムまでは、直線距離で100キロメートル
集団行動であることと、道路事情を勘案して一日10キロほどの距離が行けただろうか。
毎年、幼稚園や保育園、小学校では「健康診断」をします。その中には「身長、体重」を測る時があります。去年と今年、皆さんは少しずつ成長をしています。一年間に50センチ伸びるとか、そういうことはありません。「大きくなったかな」と思えない時でも、少しずつ成長しています。そして皆さんの心も成長しています。昨年できなかったことが、今年は出来るようになった。今は出来ないことも、きっと来年か再来年にはできるようになるのです。
イエスさまも初めは小さな子どもでした。そのイエスさまが、今日の聖書で「知恵が増し、背丈も伸びた」とありました。知恵とは心、背丈とは体。クリスマスにお生まれになったイエスさまは、12歳のころは身長、体重は何センチ、何キロになっていたでしょうか。皆さんと同じように、いろいろなことに興味を持ち、生き生きとしていたと思えます。
イエスさまはただ成長なさったのではありません。「神と、人とに愛された」とあります。神さまや、イエスさまのご家庭の人たちは、イエスさまのことが大好きでした。その中でイエスさまも成長されたのです。神さまは、皆さんお一人おひとりのことを「大切な、かけがえのない存在」として「愛して下さっています。先生も、皆さんのことが大好きです。そのことを、心に収めてください。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)28番「もろびとこぞりて」、改訂版76番「もろびとこぞりて」。
今年も残りわずか。そして、また新しい1年が始まります。
みなさんはどんな1年でしたか?
私達は神様に守られて、心も体も少しずつ大きくなっています。
そのことに感謝しつつ、今年はどんな1年だったか振り返ってみよう。
そして、新しい1年はどんな1年にしたいのか、こんなことを頑張りたい、あんなことに挑戦したい…そんな目標を考えてみよう。
そしてみんなで発表し合い、新しい年を迎えることを楽しみに待とう。
画用紙や色紙などに書いて、1年間見えるところに飾るのもいいですね。
新しく迎える1年も、目標にむかって一歩ずつ歩むことが出来るよう、みんなでお祈りをしよう。
・去年、できなかったことで今、できていることは何でしょうか。
・心の成長を、私たちはどうやって感じることが出来るでしょうか。