「イエスさまが私たちのもとに生まれてくださった」ことを伝えたい。
・実質的にこの日が教会で祝う「クリスマス」であろうと思う。
・従ってこの聖書箇所から「クリスマス」を覚え、その意味することを聞いていきたい。
・エリサベトは、イエスさまのお母さんマリアとは親戚関係にあったと言われる。
お腹の中に赤ちゃんイエスさまがいるマリアさんは、神さまが「大丈夫だよ」と元気になるお言葉を下さいました。でも、たぶん、それでも心配だったんじゃないかと思います。そこで出かけたのが、親せきのエリサベトさんの所でした。エリサベトさんにもちょうどその頃、お腹の中に赤ちゃんがいました。マリアさんは、エリサベトさんなら自分の気持ちを分ってくれるんじゃないかと思ったのです。お腹に赤ちゃんがいるといってもまだ元気だったマリアさんは、山道を越えて長い長い旅をしました。そしてエリサベトさんのところに着いたのです。
マリアさんは、自分が心配だと思うことをエリサベトさんにお話ししました。するとマリアさんの心がすうっと軽くなったのです。心が軽くなったマリアさんは嬉しくなりました。そしてエリサベトさんも、マリアさんの助けになることが出来て、やっぱりうれしかったのです。
困っていることがあったら、先生とか身近な人にお話をしてくださいね。そして、困っている人がいたら、その困っている人のために何かできるような人になって欲しいと思います。大きくなったイエスさまは、困っていることをたくさん抱えている人たちの友達となって下さいました。そのイエスさまのお誕生を覚えるのがクリスマスです。イエスさまはいつでも、皆さんと一緒に居て下さいます。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)18番「そらにはてんしの」、改訂版65番の1〜4節「しゅをまちのぞむアドヴェント」(改訂版75番「きけ、てんしのうた」)。
<用意するもの>
色画用紙、鉛筆、ハサミ
暗闇を照らすろうそくの形のカードを作ります。
色画用紙をろうそくの形に切ります。イエス様の誕生日であるクリスマスに、私たちにも出来る良い事を考えてカードに書いてみよう。
出来上がったカードは、待降節第2主日に作ったツリーや、家のツリーに飾ったりしよう。
・マリアがいたナザレの町から、エリサベトがいたユダの町まで、およそ100キロでした。
・皆さんが居る所から100キロ離れたところはどこでしょうか。そこまで歩いて行けるでしょうか。