「礼拝のときには、自分自身の過ぎし日々を静かに思う」ことを伝えたい。
・洗礼者ヨハネは、模範的な生き方こそ、神さまが喜ばれる生き方であると理解していた。
・ここでの「群衆」とは、口では模範的なことを言い、実際に他者に厳しかった人々。
・洗礼者ヨハネは、イエスさまも「厳しいことを言われる」方だと思っていた。
・「蝮の子(7)」は、マタイ福音書では「ファリサイ派やサドカイ派(3:7)」のことと言われています。彼らはおおむね、口では立派なことを言い、他者に立派な生き方を求める人々でした。
・ヨハネは彼らに「下着を二枚持っている人は…分けてやり、食べ物も同じようにせよ」と言われます。言葉で立派な生き方を告げるだけではなく、実際の生活に表す勧めの言葉です。
・「徴税人(12)」にヨハネは「規定以上のものは取り立てるな(13)」と告げます。この言葉から、徴税人たちが決められたものの他に、自分たちの利得のための取り立てを行っていたかもしれない可能性が示唆されています。同様のことはルカ福音書の「ザアカイ(19:8)」も告げています。
・ヨハネが語るイエスさま(16)は、大変にこの、恐ろしげな方として描かれています。しかし実際のイエスさまは、どのような方だったでしょうか。子どもたちと共に考えてみて下さい。
今日の聖書には「洗礼者ヨハネ」という人が出てきます。この人はイエスさまと同じ時代の人です。イエスさまのお母さんと、ヨハネのお母さんは知り合いだったとも書かれています。このヨハネはイエスさまと同じ、神さまのお言葉を語る人でした。でも、イエスさまとは少し違って「厳しいこと」をいつも語っていました。言葉も厳しいですね。「毒蛇の子」「神さまは怒っている」「良い実を結ばないと、切り倒されて火に投げ込まれる」…。でも、厳しいことをいうには、理由があるのです。(先生だって、みんなのこと、怒ることがあるでしょ? それにもちゃんとしたわけがあるのよ。)
話を戻して…今日の聖書でヨハネに怒られている人たちは、だいたいが「言葉は立派、でも何もしない」人たちでした。立派なことをする力があるけれども、何もしない、ヨハネはだからこんなに怒っているのです。「悔い改めにふさわしい実を結べ」とは、「神さまにたくさんの力を頂いたのだから、それにふさわしく生きる」ということです。それはそれで、とても大切なことだと先生は思います。
イエスさまは、今日の聖書でも「怖く」紹介されています。でも実際のイエスさまはお優しい方でした。お優しいイエスさまにたくさんの力を頂いて、毎日を明るく過ごしたいと思います。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
旧版(1987年版)57番「しゅよわたしをあわれみ」、改訂版65番の1〜3節「しゅをまちのぞむアドヴェント」。
ステッキの形をしたキャンディと一緒にツリーに飾られることも多いジンジャーブレッドマン。由来については諸説ありますが、黒死病として恐れられたペスト予防のため、生姜を食べることを奨励したイギリスのヘンリー8世をモチーフにしたという説が伝えられています。
神様にいただいたたくさんの力を用いて、大切な人達に神様の愛を届けよう。
今回は卵や乳製品が食べられない人達にも使えるレシピを紹介します。
卵乳製品不使用ジンジャークッキー
材料
※薄力粉 40g
※きな粉 30g
※すりおろし生姜 小さじ2
砂糖 40g
水 小さじ2
手順
オーブンは180℃に予熱しておく
1.ボウルに※の材料を入れて混ぜる。
2.砂糖を加え、水を少しずつ加えながら混ぜてひとまとめにする。
3. 出来た生地を3ミリほどの厚さに伸ばし、型を抜く。
4.クッキングシートを敷いた天板に並べて、180℃のオーブンで10分ほど焼く。
こんがり焼き色がついたら出来上がり。
・私たちが「神さまから与えられている」ものは何でしょうか。
・それを「人にあげる」とは、どういうことを意味するでしょうか。