みんな、「温泉」って知ってるでしょう。温かい泉、と文字で書きます。そのとおり、あたたかい水が地面から湧いてきて、その水をためて、私たちがその中に浸かる、気持ちよくなるんですねえ。あの温泉です。みんな、♨入ったことありますか。

イエス様が「泉」について、お話になられました。

　　「わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の生命に至る水が、わきあがるであろう」

「泉」ってありました。よく似ている噴水なら、公園とかで見たことあるかもしれません。でも、噴水と泉は違います。水道工事をするのと同じように、電気ポンプで吸い上げる仕組みを作って水をくむのが「噴水」。ところが、イエス様がお話になった「泉」は、自分たちで作るようなものではありません。地面から、水が湧いてくる！？吸い上げなくても、自然と、地面から水が湧きあがってくるのです。それを、湧き水って呼びます。

みんな毎日、触らない日はないはずで、今日も使っていない人はいないはずです。毎日必ず使っている水。私たちの暮らしに欠かせない水の話です。

この大切な水ですが、水道からででくると思っていませんか？　実は、その前があるんです。よくよく考えてみると、水は私たちに「上と下」から与えられているのです。　下は、さっきの話、「地面」です。地面から水が湧きあがってくるんです。　じゃあ上は？「空」です。降ってくる水があります、雨ですね。

地面の下から水が湧きあがってくる、ということは．．．地面の下に水があるってことだよね？えっ。私たちには踏んづけてる、地面だけしか見えなかったけど、じゃあ、私たちは水の上に暮らしてる？ってことになりますね。

地面の下の水は誰のものだろう。創世記には、「神様がつくったものリスト」があります。そのなかにありました！「地」。つまり、「天」と同じく「地」も神様のもの。そうなると．．．地下から湧きあがる水は神様のもの。空から降ってくる水も神様のもの。神様がご自分のものを、どうぞ使いなさい！いいよ。飲みなさい。って、私たちにくださっているのか。

神様は私たちの暮らしに、毎日毎日、必要な水をくださる。しかも、お金も払わないのに！！

「この水はそういう水」。神様が私のためにくださった水。そういう風に考えながら水を使う人には、泉が湧くんだって！そうかもしれませんね。「大切な水。神様ありがとう」って気持ちが湧きあがってくるもんね。「独り占めなんかできない。みんなで一緒に、使おう！」って潤いのある気持ちが湧いてくるもんね。