神様があなたのありのままを肯定し、それを豊かに用いなさいと励ましてくださっていることを伝える。
また、人と比べていくことではなくて、自分が神様から必要とされている存在であることを伝える。そして、私たちの働きが、自分の功績ではなくて、神様の御業の恵みを知る人が与えられることを喜ぶことが大切だということを伝える
「あなたがたは地の塩である」「あなたがたは世の光である」とイエス様は断言されている。
人が人を見る時の判断基準を超えた視点があること。
神様は、私という存在を肯定し、神様の働きのために用いて下さっていること。
「立派な行い」とある「立派」とは、ギリシャ語の原意は「良い」です。
ヨハネによる福音書10章11節で「わたしは良い羊飼いである」というイエス様の御ことばに用いられている言葉と同じギリシャ語が用いられています。
この神様のよき働き(救い)に参与するものとして、私たちは用いられているということを聖書は伝えています。
塩は、味付けに使われたり、食べ物が腐らないようにするために大切な物です。
光も、植物の成長や私たち人間を含めて動物が生きていくために必要ですし、暗い部屋を照らしたりするのに無くてはならないものです。
イエス様は、そういう私たちに無くてはならないものを言葉にして「あなたがたは地の塩である。」「世の光である」と語られています。つまり、私たち一人ひとりが無くてはならない存在であると言っているのです。
けれども、イエス様の目の前に居た人たちは「病人」や弟子たちでした。マタイという弟子が居ましたが、彼は徴税人という職業で、その職業のせいで人々から嫌われている人でした。
つまり、イエス様の周りに居た人たちは、普通であれば人々の役に立つとは考えられないような人たちでした。そんな人たちにイエス様は、無くてはならないものであると語りかけられたのです。
きっと聞いていた人たちは驚いたに違いありません。なぜならば、病人の私が、誰からも嫌われるような仕事をしている私が、そんな価値のあるものだとは思えなかったからです。
私たちも力が無い、知恵が無いと思ってしまいます。神様の事を伝えるのは、牧師さんのお仕事で自分には資格なんて無いと思ってしまいます。
でもイエス様は「そうじゃないよ。あなたも私のことを伝えるために大切な働き人だよ」と言っています。神様にできないことはありません。その神様が私を豊かに用いて、神様のことを伝える力を与えてくださいます。
神様がみんなのそのままを受け入れて、愛してくださり、あなたは私の大切な存在なんだよと伝えてくださっていることを心に留めていきましょう。そして、それはあなたの隣に居る人一人ひとりも同じように神様の大切なひとりだということも心に留めて互いに尊敬し、愛し合いながら生きていきましょう。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
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改訂121
<用意するもの>
古いろうそく(牧師先生に聞いてみてね)・おなべ(100均にもあるよ)・紙コップ・古いクレヨン(色付け用)・おたま・わりばし・セロテープ・ハサミ・カッター
①紙コップに好きな色のクレヨンを削って入れます。(紙コップ1つにつき1色)
②古いろうそくを鍋に入れて、温め、溶けてきたらひも(ろうそくの芯)を取りだす。
③わりばしの中央に、さっき取り出したひもを挟む。(タコ糸を使っても良いです)
④①とは別の紙コップの中央にひもを付けたわりばしを置き、固定するためにセロテープで軽く止める。(このひもがろうそくの芯になるので、なるべく真ん中にくるようにします)※芯をきっちり真ん中にしたい場合は、紙コップの底に穴を開けて、ひもを通しセロテープで止めておくとよいです。また、紙コップに切り込みを入れて、わりばしを固定することもできます。
⑤クレヨンを削った紙コップに、ロウを流し込み色を付け、わりばしを付けた紙コップに入れます。(少し固まってきたら、違う色のロウを入れるとカラフルになります。)
⑥ロウが固まったらできあがり。冷蔵庫に入れると速く固まります。
※仕上げにアロマオイル(100均可)を2,3滴たらすと良い香りのアロマキャンドルになります。
・イエス様のことをみんなに伝えるためにできることは何か考えてみましょう。