2019年6月30日 聖霊降臨後第3主日
ルカ7:36-50 サムエル下11:26-12:13 ガラテヤ2:11-21

今週の聖句

イエスは女に、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われた。
ルカによる福音書7章50節

ねらい

・イエスさまは、罪が赦される喜びを、借金が帳消しにされるようなものと示してくださいます。イエスさまの救いに与ることの喜びを伝えたいと思います。

説教作成のヒント

・この女性の過去を思う時に、周囲の人々から、神さまの前に罪深い存在とされながら、これまでずっといきてきました。彼女の方も、自分自身の良心をいつも悩ませていたことでしょう。

・その長年の悩みから、解放された時の喜びとはどれほどのものでしょうか。

豆知識

・旧約聖書のレビ記25章で、神さまは50年に一度ヨベルの年を定めてくださいました。この年に、お金と引き換えに手放した土地は元の所有者に戻り、お金と引き換えに買い取られた奴隷も解放されました。いわば、50年に一度、イスラエルの人々の貧富の差を帳消しにせよとの命令です。

・1デナリオンは当時の労働者の一日の賃金です。

説教

ある時、イエスさまが食事に招かれました。すると、その女性はイエスさまに近づいて、歩き疲れたイエスさまの、土ぼこりで汚れた足を、涙で拭い、良い香りのする油を塗りました。この女性は、周囲の人々から、神さまに対して悪いことばかりしていると思われていたようです。ですから、家の主人の気分も、あまりよいものではありません。家の主人の様子を察して、イエスさまは、「ある金貸しから、二人の人が金を借りていた。一人は五百デナリオン、もう一人は五十デナリオン。二人には返す金がなかったので、金貸しは両方の借金を帳消しにしてやった。二人のうち、どちらが多く愛するだろうか」とお話しくださいました。ここでの借金とは、神さまへの借金です。神さまの前に、どんなに後ろめたさを抱えていたとしても、イエスさまは、決して拒むことはなく、受け入れてくださいます。人間には、神さまへの借金を返すことはできませんが、イエスさまなら、神さまへの借金、罪やうしろめたさを帳消しにしてできます。だから、イエスさまは、どんな深い罪を抱えている人だって、喜んで受け入れてくださるのです。そして、イエスさまの不思議な力を感じた女性は、最高の喜びをもって、イエスさまの足をぬぐったのです。イエスさまこそが、そのわたしたちの神さまへの借金を帳消しにしてくださるお方です。イエスさまは、最終的には、十字架の上で、ご自身の命をもって、わたしたちの神さまへの借金を帳消しにしてくださいました。イエスさまは、この女性に「あなたの罪は赦された。あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と仰ってくださいましたが、同じように、神さまへの借金が帳消しにされる喜びを頂くのが、わたしたちの礼拝です。だから、わたしたちは、心の重荷を担ってくださるイエスさまに対して、喜びの讃美の声をあげて、心からの感謝をして、イエスさまの感謝の気持ちを礼拝の中で、現していくのです。

分級への展開

さんびしよう

*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より

□53番 「しゅにしたがいゆくは」

□119番(改訂版) 「主に従うことは」

やってみよう

☆違うとこさがし

・2人ずつでてきてもらい、違うところをあげてもらう。(できるだけ、タイプの違う子どおし)

・じゃぁ、逆に似ているところはどんなところかな?

・写真などで、違う国のこどもや老人、病気の人などを紹介して自分たちと違うところを探してみても良いですね。

・みんな一人一人ちがうけど、みんな神さまの愛するこどもなんだよ。うれしいね。

☆よろこびハートをつくろう

<用意するもの>

画用紙、絵の具

①画用紙を1度半分に折って開き、ハートを描く。

②ハートの外側に、うれしい気持ちを言葉で書く。(ウキウキ、ワクワク、ありがとうなど)

③片側のハートの半分に、好きな色の絵の具を何色か直接、押し出すようにつける。

④半分に折って開くとできあがり!神さまの大きな愛が、世界中のみんなに伝わるように、お祈りしましょう。

はなしてみよう

・今日の聖書に出てくるシモンさんと罪深い女の人のちがうところはどんなところかを話してみよう。(シモン・・・正しい人、まじめな人、毎週礼拝に行ってた人など女の人・・・悪いことばかりしてきた人)

・では、二人の同じところは何だと思いますか?(二人とも神さまから愛されている)

・イエス様に罪を赦された女の人は、どんな気持ちだったでしょう?