心配なことは何でも身近な人に話せる「うながし」が出来れば良い。
子どもたちからの声を受け止める保護者、保育者としての姿勢も正される聖書。
相談をするとき、その相談相手はあなたにとってどのような存在か。
相談を聞くとき、その傾聴相手はあなたにとってどのような存在か。
以上2点を、マリア、エリザベトそれぞれの立場に立って考えると良い。
エリサベトは、イエスさまのお母さんマリアとは親戚関係にあったと言われる。
お腹の中に赤ちゃんイエスさまがいるマリアさんは、神さまが「大丈夫だよ」と元気になるお言葉を下さいました。でも、たぶん、それでも心配だったんじゃないかと思います。そこで出かけたのが、親せきのエリサベトさんの所でした。エリサベトさんにもちょうどその頃、お腹の中に赤ちゃんがいました。マリアさんは、エリサベトさんなら自分の気持ちを分ってくれるんじゃないかと思ったのです。お腹に赤ちゃんがいるといってもまだ元気だったマリアさんは、山道を越えて長い長い旅をしました。そしてエリサベトさんのところに着いたのです。
マリアさんは、自分が心配だと思うことをエリサベトさんにお話ししました。するとマリアさんの心がすうっと軽くなったのです。心が軽くなったマリアさんは嬉しくなりました。そしてエリサベトさんも、マリアさんの助けになることが出来て、やっぱりうれしかったのです。
困っていることがあったら、先生とか身近な人にお話をしてくださいね。そして、困っている人がいたら、その困っている人のために何かできるような人になって欲しいと思います。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□24番 「うれしいうれしい」
□改訂版65番(1-4) 「主を待ち望むアヴェント」
<用意するもの>
色画用紙、鉛筆、ハサミ
暗闇を照らすろうそくの形のカードを作ります。
色画用紙をろうそくの形に切ります。イエス様の誕生日であるクリスマスに、私たちにも出来る良い事を考えてカードに書きましょう。
□お腹の中に赤ちゃんがいるってどんな気分だろう?3キロのおもりをお腹に入れて歩いたり座ったりしてみる。
□主の言葉が実現したこと(自分の考えや希望ではなく、神様だったらこう考えるかなぁ?こうするかなぁ?ということ実際に起こったことある?)その時の話しを聞かせて。