神の選びは、その人が優秀であるか、地位があるか、裕福であるかといった人間の側の好ましい条件には左右されない。その喜びを分かち合いたい。
神の価値観は、人間の価値観とは異なる。神は、弱い者、貧しい人を選び、寄り添い、招かれることをイエスさまは示している。
食事の席は、当時の地中海世界においてそこに座る人の社会的地位を明らかにした。したがって、会食の席は、差別が露骨になされる場でもあった。それで、社会的地位が異なる人々が共に食事をすることは珍しいことであった。しかし、イエスさまは、そしてキリスト教は、異なる人々が平等に共に食事をすることを重んじた。
ここはパーティー会場。大きな机の上にご馳走がたくさん並んでいます。美味しそうなステーキ、新鮮なお寿司、色とりどりのサラダ、それに大きなイチゴが乗ったショートケーキもあります。他にもカレーライスや唐揚げもあります。そして、美味しそうな食事がある席は、入り口からずっと遠くの方にあります。さらに、その席に座った人は、大切なお客さんとして思われて、何でも好きなジュースが飲み放題のようです。ですから、その席は、少ししかありません。さて、みんなはどの席に座りにいくでしょうか。きっと、誰にも負けないように入り口から一番遠いご馳走のある席に走っていくかもしれません。
さあ、一生懸命走ったおかげで、無事ご馳走が食べられる席に着けました。好きな物が食べ放題、飲み放題です。さて、これからご馳走を食べ始めようと思ったそのとき、係の人が近づいて来て、こう言いました。「申し訳ございません。こちらの席は、お金持ちの人、偉い人、頭の良い人しか座れません。お客様は、あちらの席へお座りください」。一生懸命走ったのにがっかりです。それに、お店の人が案内してくれた席には、ご馳走も少なく、ケーキの代わりにおせんべいが置いてありました。そして、さっきまで座っていた席を見ると、高そうな洋服を着た男の子、女の子が次々に座っていきます。でも、自分は座れません。何だか仲間外れにされているようで、悲しくなってきました。
すると、そこにイエスさまがやってきました。そして、おせんべいをぽりぽり食べている私たちにイエスさまが開いているパーティーに来るように言いました。そのパーティーでは、お金がなくても、偉くなくても、頭が良くなくてもご馳走が食べられるそうです。イエスさまのパーティー会場に着いてみると、イエスさまの言われた通り、そこには色んな人がいて、みんな一緒にご馳走を食べていました。中には、よれよれの服を着た子、靴が買えない子、車椅子に乗った人、寝たきりの人もいます。イエスさまは、本当に誰でもパーティに招いておられました。さあ、私たちもご馳走をいただきましょう。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□51番 「わたしはしゅのこどもです」
□123番(改訂版) 「わたしは主のこどもです」
・世界中には、貧しい人がたくさんいます。
貧しく弱い立場に置かれた人々への保健医療活動を行っているJOCS(日本キリスト教海外医療協力会)に使用済み切手を送りましょう。
すでに、使用済み切手を集めている教会もあるかもしれませんが、子ども達で箱を作って、教会のみなさんに呼びかけをして集めてみましょう。
使用済み切手の送り先
お願い: 使用済み切手などのご寄附は、送付にかかる送料を各自のご負担でお願いしております。
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町1-1 早稲田SIAビル4階 JOCS東京事務局切手部 TEL 03-3208-2418
使用済み切手運動は、皆様の会費や募金と合わせて、海外協力に活用されます
活動を支える:使用済み切手運動
日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)では、1964年から使用済切手を集めて、海外医療協力に役立ててまいりました。この間、200万件以上にもおよぶ使用済切手のご協力により総計100億枚以上の切手が寄せられ多くの医療従事者をアジアの地に送ることが出来ました。全国から寄せられる使用済み切手や、募金によって、JOCSの活動とワーカーの働きが支えられています。よろしくお願いいたします!!
切手を切り取るとき、送り方などの大事な注意点
1.切手の種類は問いません。普通の80円切手などでも何でもOKです。
2.切手のまわりは大体5mmから1cmはなして切り取ってください。(切手のまわりのぎざぎざちが欠けなければ大丈夫です) 切手のまわり5mmというのは、切手を破損しないで、なおかつ紙の部分を小さく・・・と言う意味です。
3.切手を切り取る際、切手の目打ち(ぎざぎざ)を切り取らないようにしてください。(切り過ぎても目打ちが切れていなければ大丈夫です)
*一枚だけ貼った切手は一枚ずつに切る。
*何枚かまとめて貼った切手はまとめて切る
・神さまは、偉い人、勉強のできる人、運動ができる人、かっこいい人、お金持ちの人を特に愛されると思いますか?
・神さまは、みんなの事を分け隔てなく愛されています。何もできなくてもどこに住んでいても、1人1人がとても大切な存在なのです。
・周りにひとりぼっちでさびしい思いをしている人はいませんか?困っている人はいませんか?体の不自由な人はいませんか?また、自分がひとりぼっちだと感じたことはないですか?
・イエス様は、神さまの子なのに一番身分の低い者となり私たちに仕えてくださいました。イエス様なら弱い人に対して、どうされるでしょう。