・神様は互いに愛し合うことを求めておられることを知る。
・それは神様ご自身が私たちを愛してくださるから。
・憐みとは何か、愛することは具体的にどんなことかを考える。
・愛することは抽象的なことではなく、具体的な生活の中で実践されるもの。憎む者に親切にする。悪口を言う者、侮辱する者のために祈る。いじわる(暴力)する人に対していじわる(暴力)で返さない。無抵抗を超えた他者への奉仕。
・31節は「黄金律」とも呼ばれ、信仰なしでも通用する言葉です。しかしそれにとどまらず、私たちは神様の愛を受けて他者への愛へと向かうのです。
・憐みは上から目線ではなく、心を寄り添い痛みを共有することであることを覚えたい。
・29節の「上着を奪い取る」は並行箇所であるマタイ5:40にもある。しかしマタイは上着と下着の順序が逆になっている。これは旧約聖書の律法の記録を反映している。ルカは普通の生活感覚で無抵抗を教え、「上着を奪い取る者には下着をも」とした。
由美ちゃんの一番仲良しの玲ちゃんが泣いています。由美ちゃんは心配で「玲ちゃんどうしたの?」と聞きました。「大好きなおじいちゃんが病気になったの。」玲ちゃんは泣きながら小さな声で言いました。由美ちゃんは「大丈夫だよ」と言ったけど、由美ちゃんもどうしていいかわかりませんでした。「でもね。ママがおじいちゃんはお年寄りだから、死んじゃうかもしれないって言うんだ。」由美ちゃんは、死ぬっていう事がわかりませんでした。由美ちゃんはお家に帰ってママに聞きました。「ママ、死ぬってどういうこと?」ママは少し困った顔で「どうしてそんなこと聞くの?」って聞きました。「玲ちゃんのおじいちゃんが死ぬかもしれないんだって。」それを聞いてママはやさしく話してくれました。「お人形やゲームのキャラクターは死ななないよね。死んでもまたスイッチを入れれば生き返るよね。でも、犬のパクちゃんは死んだらいなくなっちゃうの。生きている人や動物は一度死ぬと、もういなくなっちゃうの。」「いなくなると、もう会えないの?そんなの嫌だ!」由美ちゃんは悲しくなって答えました。「でもそれは仕方のないことなのよ。生き物はいつかは死んじゃうの。」「でも教会の先生はイエス様は生き返ったって言ってたよ。」「イエス様は神様だからね。私たちも一度は必ず死んでいなくなるけど、天国でまた復活するのよ。」「よくわからない。」由美ちゃんは答えました。「無理にわかろうとしなくていいのよ。大事なことは、寂しくて悲しい玲ちゃんの気持ちを由美ちゃんも聞いてあげることね。玲ちゃんはそれが一番うれしいと思うわ。」
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□56番 「かみよこのひ」
□31番(改訂版) 「主よ、おいでください」
<用意するもの>
トランプ位の大きさの紙(人数分)
①カードにどんなことをしてもらうと嬉しいか考えて1人1枚書いてみましょう。
②カードを裏向けにして、1人ずつ順番に1枚カードを取ってもらい、書いてあることを発表する。
③自分がひいたカードに書いてあることをこの1週間のうちに実行してみましょう。みんなの書いたカードを大きな画用紙などに貼っても良いですね。
神さまは、何もできない私たちに、聖霊の力を与えてくださいました。この聖霊の力によって、何もできない私をできる者へと変えてくださるのです。
・今日の聖書の中には、イエス様が「○○しなさい」という言葉がたくさん出てきますが、どんな事が書いてあるか聖書の中から探してみましょう。
・さて、みんなはイエス様の「○○しなさい」がいくつできるかな?(本当にはできない自分を自覚する。)
・憐れみ深い神さまとは、どんなお方か考えてみましょう。