・助け合い、言葉をかけあう友や仲間の存在の大切さ、ありがたさを覚えたい。
・マリアとエリザベトは親類であり、そして妊娠中のいわば「ママ友」。
・「祝福」とは、聖書の中で、新たな局面や苦しい時に与えられるもの。
・エリザベトはマリアに「祝福されている」と告げる。神さまの守りの宣言。
・この時のエリザベトは、子どもが与えられて6か月の時期です。いわば安定期です。一方マリアは妊娠初期。身体的にも不安定ですし、特にマリアの場合は未婚の妊娠、神の子の妊娠、天使の来訪という「常識外の出来事」が立て続いた時期でした。そのマリアの不安な精神状況を、エリザベトは年長者として優しく励まし、包み込もうとするのです。マリアとエリザベトは「ママ友」であると同時に、人生の後輩(マリア)先輩(エリザベト)でもあったのです。
・良く聞く「アヴェ・マリア」の歌詞の前半は、この聖書から取られています。
・美しいメロディと共に、歌詞(ただしラテン語ですが)をご覧くださいませ。
友だちは本当に大切なものです。【例えば、先生にもお友だちがいます。同い年のおじさんですけれど、一緒にご飯を食べたり歌を歌ったり。悲しいことがあったとき、友だちに話します。友だちは話をちゃんと聞いてくれて、頑張ってねとか、大丈夫だよとかと言ってくれます。等々】。みんなの友だちはどんなかな?
イエスさまのお母さん、マリアさんにもお友だちがいました。エリザベトと言います。その頃マリアさんは、少し心配なことがありました。赤ちゃんイエスさまを守っていけるかな、元気に育つかなということです。心配になったマリアさんは、お友だちのエリザベトさん、遠くに住んでいましたが、出かけたのです。
エリザベトさんは、マリアさんに「神さまが祝福してくださる、守ってくださるよ」と伝えます。お友だちとして、エリザベトさんはマリアさんに優しい言葉をかけます。そして何よりも「神さまが守ってくださる」は大事です。神さまは、お友だち以上に、あなた方のことをこれからも守って下さる素晴らしいお方です。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□123番 「かなしいときにも」
□改訂版65番(1-4) 「主を待ち望むアヴェント」
<用意するもの>
色画用紙、鉛筆、ハサミ
暗闇を照らすろうそくの形のカードを作ります。
色画用紙をろうそくの形に切ります。イエス様の誕生日であるクリスマスに、私たちにも出来る良い事を考えてカードに書きましょう。
はなそう
□お腹の中に赤ちゃんがいるってどんな気分だろう?3キロのおもりをお腹に入れて歩いたり座ったりしてみる。
□主の言葉が実現したこと(自分の考えや希望ではなく、神様だったらこう考えるかなぁ?こうするかなぁ?ということ実際に起こったことある?)その時の話しを聞かせて。