2015年12月6日 待降節第2主日
ルカ3:1-6 マラキ3:1-3 フィリピ1:3-11

今週の聖句

「主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ」
ルカによる福音書3:4

ねらい

・「道」とは、人間の生き方、日々のあり方などを指し示す言葉。

・もともとは、神さまのみ前で振り返り(悔い改め)を語りかける聖書。

・聖書は私たちに、クリスマス前に改めて自身の日々を改めることを語る。

・年末(クリスマス前、終園、終業式前)に、二学期を振り返るときを共有したい。

説教作成のヒント

・前半部分の人名の並列は読みづらいかもしれません。しかしこれは、クリスマスが歴史的な流れの中で起こったということの、ルカ福音書なりの説明です。

・後半部分の「イザヤの書」からの引用。山や谷や丘、曲がった道などは、人間の心と言い換えうることが出来るでしょう。山のような高ぶる心、谷のような悲しむ心、ふらふらと行方知れずの曲がった道など、絵にしたら分かり良いかもしれません。クリスマス前で忙しいでしょうが、「でこぼこの」心が整えられることを絵にしたら、子どもたちもきっと目を輝かせて注目するでしょう。

豆知識

・ザカリアの子ヨハネ(2節)とは、イエスさまのご親類。

説教

もうすぐ二学期も終わりです。二学期もいろいろなことがありました。先生の子どもは、【例えば:小学生は勉強や運動会で頑張りました。幼稚園の子どもは、たまに幼稚園に行きたくないな、お家で遊んでいたいなという時もありましたが、頑張りました。小さな子どもはお家でいたずらを一杯しました 等など】。

今週の聖句は「主の道を整える」です。これは、神さまとの道がどんなかな、ということを振り返るときです。また、みんなの二学期がどんなだったかな、ということも振り返ることを言います。二学期の楽しかったことを思い出して見ましょう。そして、悲しかったこと、悔しかったことなども思い出して見ましょう。

楽しかったことは、先生やお友達とのことかもしれません。でもそれは、先生やお友達を通して神さまがあなた方に下さったものです。そして、悲しく、悔しいことがあっても、神さまはあなた方といつも一緒です。神さまは、楽しい時にも悲しい時にも、いつも一緒に居てくれます。そのことを覚えてほしいです。

分級への展開

さんびしよう

*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より

□109番 「ふねがきます」

□改訂版65番(1,4) 「主を待ち望むアヴェント」

やってみよう

☆クリスマスツリーをつくろう

<用意する物>

色画用紙(緑色20cm×15cm)ハサミ

色画用紙(緑色)を2枚、用意します。(20cm×15cm)

10cm×15cmになるように折ります。

クリスマスツリー型を書いて切ります。

真ん中を一枚は上から半分、もう一枚は下から半分に切ります。

2枚を組み合わせて出来上がりです。

はなそう

□皇帝ティベリウス治世第15年って何年前?その時の世界や日本ではどんな時代だった?

□ヨハネは何のために道を備えよと言ったの?

□もし来週イエスさまが教会に来ると言ったら、みんなはどんな準備をする?