2014年12月7日 待降節第2主日
マルコ1:1-8 イザヤ40:1-7 Ⅱペトロ3:8-14

今週の聖句

わたしはあなたより先に使者を遣わし、あなたの道を準備させよう
マルコによる福音書 1 章2 節

ねらい

待降節の第2週である。前週の礼拝で、アドベントの意義などについて触れられていることと思う。

この時期に洗礼者ヨハネの記事が読まれるのは、ヨハネがイエスさまの登場の準備をするために働いたことを覚えるためである。アドベントがクリスマスを待ちつつ準備する季節であることを、ヨハネを通して、再度子どもたちとわかちあいたい。

説教作成のヒント

「待つ」ということは、こころを向ける、ということである。クリスマスを楽しみに待つ思いが子どもたちの中にもあることと思うが、それがケーキやおもちゃをもらえるイベントだから、ということでは少し淋しい。なぜクリスマスが楽しみなのか。それは、神さまがわたしたちにイエスさまをくださったからである。このメシアの到来は、イスラエルの民にとって、永い間待ち望んだ神さまとの約束の成就であった。この神さまに心を向けて「待つ」ことがアドベントの意義である。

豆知識

洗礼者ヨハネは、イエスさまの母マリアの親戚であるエリサベトの子であるという。つまりイエスさまの親戚ということになる。ルカによる福音書の1章に、マリアとエリサベトの親交が描かれるので、説教準備にあたって目を通しておきたい。

2~3節は、マラキ書3章およびイザヤ書40章からの引用である。イスラエルの民にとって、イエスさまの登場は旧約聖書で語られた預言=神さまとの約束の成就である。

説教

突然ですが、先生の誕生日は〇月〇日(7月14日)です。先生は、誕生日が大好きで、とっても楽しみなのですが、みなさんの中にも誕生日が好きな人はいますか?・・・そうですか、みんなも自分の誕生日が大好きですね。

ではこの中に、明日が誕生日の人はいますか? では明後日の人は? みんな、あとどれだけ寝たら、自分の誕生日がやってくるか、わかっていますか?

先生はわかりますよ。あと〇〇日(219日)です。先生は、誕生日のことが大好きだから、あと何日たったら自分の誕生日が来るのか、しっかり数えて、誕生日が来るのを楽しみに、心の準備をしているのです。

みんなも、遠足の前の日には、ちゃんとおカバンの中に何を入れていくか考えて、準備をすると思います。楽しみなことを準備していくのは、とても大事なことです。

さて、先週から大切な事の準備が始まっているのを、みんなは知っていますか? なんの準備が始まったのでしょう。それは、「先生の誕生日!」、ではなくて、イエスさまの誕生日です。みんな知っているように、イエスさまの誕生日というのは、クリスマスのことです。聖壇にある布の色が先週から変わったことも、このアドベントクランツも、みんなイエスさまの誕生日であるクリスマスを迎えるために、礼拝堂もきれいにして、心の準備をしていきましょう、ということなのです。

今日読んでもらった聖書にも、イエスさまがやってこられることを準備する人の話が出てきました。

その人は、イエスさまの親戚のおじさんで、名前をヨハネさんといいます。ヨハネさんは、神さまの大事な仕事をするために、イエスさまが地上にやって来られることがわかっていたのです。それなのに、みんなの気持ちが神さまから離れてしまっているので、ヨハネさんはとても心配だったのです。

そこで、みんなに神さまの約束を思い出してもらうために、町はずれの荒れ野にやってきて、そこでみんなに、神さまの約束について話を始めたのでした。

さぁ、神さまの約束とは、どんな約束だったでしょう。それは、神さまがみんなに1番素晴らしいプレゼントをくれますよ、という約束でした。そのプレゼントとは、イエスさまのことです。イエスさまは、神さまがわたしたちにくださった、1番大切なプレゼントでした。その一番大事なプレゼントを神さまがくださるのだから、みんな心を神さまに向けて、イエスさまをお迎えする準備をしましょう、とヨハネさんは、みんなに話して廻ったのでした。

あと18日たつと、クリスマスがやってきます。クリスマスは、イエスさまのお誕生日。神さま、一番のプレゼントであるイエスさまをくださってありがとうございます、という気持ちで、お祈りしながら、心の中でクリスマスの準備をしていきたいと思います。

分級への展開

さんびしよう

*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より

□5番 「かみさまは」

□改訂49番 「神様はその一人子を」

やってみよう

今日のお話はヨハネさんがイエスさまをお迎えするための準備をした、と言うお話でしたね。

私たちもクリスマスはとても楽しみですね。

ヨハネさんのように私達も神さまが下さった一番のプレゼント、イエスさまを大切にお迎えしましょう。

教師はぬいぐるみの人形を白い布でくるみイエスさまにする。

みんなで輪になって座り「昔ユダヤの人々は」を歌う。

初めて歌うときは少しみんなで練習をする。

歌を歌いながらイエスさまを大切にお隣の人に順番に手渡して行く。

教師はタンバリンかトライアングル、など音の出る楽器を持ち真ん中で目を閉じ、適当なところで楽器を鳴らす。

その時イエスさまを持っていた人はイエスさまが自分のところに来て下さったことを喜んでぎゅっと抱きしめてからお隣の人に渡し輪の中に入って楽器を持って目を閉じる。

歌は先ほど止まった所から歌い始める。

みんなもイエスさまを喜んでお迎え出来るようにどんな準備が出来るかな?

話してみよう

・ クリスマスをお迎えする準備に何をしますか?それは贅沢な準備が求められていますか?

・ どうして大勢の人がヨハネの元に来たのでしょうか?

・ ヨハネが待っていたのはどなたで、何をしに来られる方でしょうか?