TNG The Next Generation

2012年8月26日 聖霊降臨後第13主日

福音書 マルコ6:45-52
第一の日課 ゼファニヤ3:18-20
第二の日課 エフェソ4:1-16

今週の聖句

「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」
マルコによる福音書6:50

ねらい

・イエス様は、いつも、どんな時も、わたしたちを励まし守ってくださるということを伝える。

説教作成のヒント

・弟子たちにとってガリラヤ湖は知り尽くした場所であり、突風の時にどうすればよいかは心得ていた。しかし、時に経験を越え、知識も及ばない出来事が襲う。弟子たちの視野にイエスのお姿は入らず、海の嵐しか目に入らない。

・弟子たちの状況を自分たちの状況に置き換えて考えてみる。

豆知識

・45節、「ベトサイダ」は、ガリラヤ湖の北側の岸、ヨルダン川がガリラヤ湖に注ぐ河口の東側にある町。そこはペトロ、アンデレ、フィリポの出身地であった(ヨハネ1章44節)。

・46節、「祈るために山へ行かれた」は、イエスが祈ることに専念するために山に登った事を表す。

・48節、「夜が明けるころ」は、「第四夜回りのころ」。「夜回り」はローマ軍の夜警のための時間の数え方。午後6時から翌朝の6時までを4等分し、四交代で見張りをしており、第四夜回りのころとは午前3時から6時までの時間帯。

・48節、「通り過ぎる」は神様がここにおられることを表現している(出エジプト33章21?23節)。神様はモーセに後ろ姿をお見せになるかたちで表れてくださり、モーセをほったらかしにされたわけではない。

説教

幽霊が好きな人はいますか?うーん、それは珍しいですね、先生は幽霊は嫌いです、怖いです。他の人はどうですか?やっぱり怖いという人の方が多いのではないでしょうか?

そう、今日の聖書に出てきたお弟子さんたちも一緒でした。湖の上を歩いておられるイエス様を見て怖くなって大声で叫んだんです。

さぁ、ここで質問!お弟子さんたちは何と言って叫んだでしょうか?そうですね、正解はわかりませんが、もしかすると「出たぁ~!」だったかもしれませんね。

では、何で幽霊って怖いんでしょうか?見たことないからですか?襲われるから?何ででしょうね?でも、見たことなかったら、それが幽霊って何でわかるんでしょうか?なるほど、足がなかったり、この世のものとは思えないようなものだったり、あるはずのないものだったりするから怖いんでしょうね。イエス様を見たお弟子さんたちも、歩けるはずもない湖の上を歩いている人がいるから、きっと幽霊だと思ったんでしょうね。

さて、幽霊と見間違えるイエス様と出会う前、お弟子さんたちはイエス様とはなれて舟に乗っていました。彼らの中にはもと猟師のお弟子さんもいて舟の扱いには慣れているはずですが、この時は逆風にこぎ悩んでいたそうです。目的の場所があるのに、そこにつくことが出来ない、どんなに漕いでも前に進まない、何をやってもうまくいかない、そんな状態でしょうか?そんな彼らを見るに見かねてか、イエス様は湖を歩いて彼らのところにやってきたのです。にもかかわらず、彼らはそのイエス様を見て幽霊だと思ってしまったのです。イエス様にしてみれば踏んだりけったりのような出来事ですが、それでもイエス様はお弟子さんたちをしかるのではなく「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われました。何をやってもうまくいかない彼らはきっと不安で不安でしかたなかったでしょう。幽霊と出会うという、今までに見たこともないようなびっくりする出来事を前に、彼らは怖くて怖くてしかたなかったでしょう。そんな不安な彼らにイエス様は「安心しなさい」と言われ、幽霊を見たと怖がっている彼らに「私だ」と言われるのです。

どうかこのイエス様の言葉を忘れないでください。たとえもし、何をやっても上手くいかないときがあっても、たとえもし、今までに見たこともないような出来事とであったとしても、イエス様はそんな私たちに、安心と、励ましを与えてくださるのです。

分級への展開

さんびしよう

*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より

□123番 「かなしいときにも」

□改訂版54番 「ガリラヤの風かおる丘で」

やってみよう

☆舟を作って寸劇をしてみよう

<用意するもの>

・大きめのダンボール3コ

・ガムテープ

①ダンボールの上下のフタ部分を中に折り込み、ガムテープで止める(図)

②3コのダンボールをつなげて舟にする(図3)。中に入って座れるようなスペースがある方が良い。

*舟を作る時間がない場合は、フラフープや座布団などで舟の形にみたてる。

<寸劇>

(役)弟子3人、イエスさま、ナレーター

ナレーター:イエスさまは弟子たちに舟に乗ってガリラヤ湖を渡るように言いました。

イエス:私はあとから行きます。先にベトサイダに行っていなさい。

弟子①:(不安そうに)わたしたちだけでですか?・・・わかりました。(弟子3人は舟に乗り込む)

弟子②:なんだか空が暗くなってきたね。

弟子③:風も出て来たよ。こわいなあ・・・(舟がゆれはじめて3人でこわがる)(イエスさまが舟の横を通りすぎる)

弟子①②③:うわあ水の上を歩いている。ぼうれいだ~こわいよ~たすけて~

(イエスさまが戻って来て)

イエス:しっかりしなさい。わたしだ、安心しなさい。恐がることはない。

(イエスさまが舟に乗り込む)

ナレーター:イエスさまが舟に乗ると風は静まりました。弟子たちはとても驚きましたが、どうしてそんな事がおきたのかわかりませんでした。

はなそう

□弟子たちはなぜイエスさまを見てこわがったのでしょう。

□わたしたちもこわがったり恐れたりする事がありますね。そんな時の事を話してみましょう。その時どうしたかな?

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