・8月の第一主日は「平和主日」として守られています。私たちが互いを大切にしあうときに、喜びが生まれ、きずなが生まれ、平和が生まれます。
・私たちが愛し合うことができるのは、私たちのために命をすててくださったイエス様の愛が基礎にあるからということを学びましょう。
・これらのことばは、主イエスが十字架にかかる前の晩に、弟子たちへの告別の言葉として語られたものであることを伝えましょう。
イエス様は、ご自分が死刑になる前の夜に、弟子たちにご自分の気持ちを全部おはなししてくださいました。その時に、ご自分がいつも感じていらっしゃる喜びについて教えてくださいました。それは、父である神様から、愛されているという喜びでした。イエス様は、その喜びを、大好きな弟子たちにも与えたいと望まれました。そして弟子たちのことを「わたしの友だち」と呼んでくださいました。知っていましたか?私たちはイエス様のことを親しく「友だち」と呼んでいいのです。とてもうれしいですね。そして、とてもありがたいことです。なぜならイエス様のようにすばらしい友だちは、他にはいないからです。イエス様はご自分の命すらも捨ててかまわないほど、友だちを大切にするお方なのです。
こんなに私たちのことを大切にし、愛してくださったイエス様は、今度は私たちに「あなたがたも互いに愛し合いなさい」と教えてくださいます。互いに愛し合うときに、本当の喜びを感じることができるよ、その喜びを味わってごらんといわれます。実は、それはもうすでにみなさんも何度も体験していませんか?たとえば、お友だちに親切にしてあげたとき、自分もとてもうれしくなるでしょう。大好きな家族に心をこめてプレゼントを渡したとき、家族の喜ぶ顔をみて、みなさんもうれしくなるでしょう。困っている人をみて、何か自分が出来ることを実行したとき、助けてあげて本当によかったと、自分の心も明るくなるでしょう。ふしぎなことにわたしたち人間は、他の人とつながることで喜びを感じる生き物なのですね。そのつながりを大切にしなさい、そのきずなを大切にしなさい、とイエス様は教えてくださるのですね。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□141番 「ウリエイウッソン」
□108番(改訂版) 「ウリエイウッソン」
・好きなともだちのこと。
・きらいな、いやなともだちのこと。
・イエス様ならどうされたでしょう。
鶴おりの基礎から、ハサミでハート型を切り取る。開くと4つのハート。それぞれのハートに今日の聖句を書く。残りのハートに友だちの名前を書き入れる。
①
②