・イエスを愛するとは、イエスの言葉に従うことと直結している。そしてイエスの言葉に従うこととは、聖書に示されている父なる神の言葉に従うことと同意義であることを理解させる。
・イエスの言葉をただ観念的に理解していく生き方ではなく、言葉を実践する(言葉を守る)生き方がイエスによって示されている。いやいやイエスの言葉を守るのではなく、イエスを愛する人であれば、イエスの言葉に従って行こうという気持ちが自然に心にわき起こってくる。そこに父なる神とイエスとわたしというつながりが実現する。「わたしの父はその人(イエスの言葉を守る人)を愛され、父とわたしはその人のところへ行き、一緒に住む」(23節)。
・父なる神とイエスの結びつきは、ヨハネ福音書では最初に強調される(1:18「父のふところにいる独り子である神(イエス)」。イエスと父なる神がピターッとくっついてる姿が描かれ、そしてその結びつきにわたしたちも与ることが許されている(上記23節)。
みなさんは、教会にきて、牧師さんがされる聖書のお話を聞いて、お祈りをして、祝福を受けて家に帰ります。家に帰ってから、「今日、牧師先生は、どんなお話しをしたっけ?」と思うことはありますか?教会に行って聖書のお話しを聞いてきたけど、どんなお話しだったか、あまり覚えてない、という日もあると思います。あるいは、神様のお話しをそのまま自分の心の中にしまいこんで、そのうちに忘れてしまうということもあるかもしれません。だれでも、学校を卒業して大人になったら、仕事をするようになります。もちろん、一人ひとりの仕事は違うものでしょう。各自、別々の道を歩み始め、お医者さんになる人もいるでしょうし、自動車を作る会社に入る人もいるでしょう。あるいは、学校の教師になったり、親がやっているお店を引き継いで仕事をする人もいるでしょう。どんな仕事をするようになっても、神様はわたしたちに望んでいることは変わりません。それは、聖書に書いてある言葉を守ることです。教会で、聖書のお話しを学んで、でもその言葉を守らないならば、いったいわたしたちは何のために教会へ行くのでしょう?昔、日本は戦争をしたことがあります。そのころ、日本人は天皇陛下を「神様」だと考えられていました。もし、「天皇は神様じゃない」と言ったら、軍隊の人たちからひどく怒られました。人によっては逮捕されて、牢屋に入れられて、結局死んでしまった人も多くいました。そのような中で、聖書に示された神様の言葉を行なうことは、とても大変なことでした。でも、勇気をもって神様の言葉を守ることをイエス様は喜んでくださいます。学校や家での生活もそうですし、わたしたちが大人になってする仕事の中ででもそうです。お医者さんが、自分のお金儲けのために仕事をするのと、命を大切に思い、患者さんの病気が治って喜ぶ顔が見たくて仕事をするのと、大きな違いがあります。聖書に記されている神様の言葉を大事に思うとき、人にやさしく接していこうと思うようになります。イエス様が父なる神様の言葉を大事にし、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉を守って、多くの人の病気を癒しました。目の見えない人を見えるようにし、足が悪くて歩けない人を歩けるようにしました。きっとイエス様は病気が治った人々の輝くような笑顔を見てうれしく思ったに違いありません。わたしたちの生活の中にも、神様の言葉を守ることを通して見ることのできる笑顔があるに違いありません。小さなことでもいいですから、イエスを愛し、その思いを外側に表していくかたちで、神様の言葉を守っていきましょう。そこに神様が共にいてくださいますから。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□44番 「わたしたちはしゅイエスのこども」
□120番(改訂版) 「主イェスの道を」
①2人1組になる。(参観でお母さんが来てる場合は、親子で組む。)
ハンパな時は、3人組があっても大丈夫です。
②Aさん、Bさんを決め、向かい合わせに立つ。手を使ってリズム打ちをするゲームです。
パターン1…2拍子リズム
A あ *(Aさんは、‘あ’の時、「あ」と言って手を出す)
B * い(Bさんは、Aさんに続いて「い」と言ってAさんの手を打つ)「あ・い・あ・い・あ・い・あ・い・・・・」と続けます。
慣れてきたら、Aさんは手の位置を高くしたり横に出したり低くしたりと全身を使って動かします。
パターン2…3拍子リズム
A あ * *(Aさんは、常に1拍めの「あ」の言葉です。)B * い す 言葉は、オリジナルで考えてくださってもOKです。(あ・だ・むetc)
パターン3…4拍子リズム
A あ * * *
B * い さ つ(あ・が・ぺ・いアガペーの意 etc)
③Aさん、Bさんを交代する。上手にできるようになったら、ピアノなどを使ってリズムを変えたりするのも楽しい。
※3人組の時は、Aさんは両手を使います。
①1人、イエスさま(ほどく人)を決め別室で待っててもらう。
②残った人で、輪になって手をつなぎ、またいだり、くぐったりしながらもつれあう。注:この時、絶対手は離さない。
③イエスさまに出てきてもらい、ほどいてもらう。