1.イエス様は十字架にかけられ死なれたが、三日目に復活した。
・女性たちが、イエスの納められた墓を「見届けて」帰った(ルカ23:55)のに、墓が空であったと言う驚き。
・しかし、彼女たちが墓に来たことはむだではなかった。4節の輝く衣を着た二人の人から、イエスの復活の喜ばしいメッセージが与えられた。
・女性たちはこの出来事を弟子たちに伝えたが、当時の女性の地位が低く言ったことを信じてもらえなかったのに加え、使徒たちさえもイエスの復活を考えていなかった(11節「たわ言」と思った)ペトロは確かめに墓へ行くが、驚くばかりで信じるには至っていない。人間の知恵で理解できない「復活」と言う出来事が本当に起こった。
・1節の香料。当時死体が腐らないように香料を塗るのが習慣だった。木の芳香樹脂などを用いた。
・マタイ28:2で「すると、大きな地震が起こった。主の天使が天から降って近寄り、石をわきへ転がし、その上に座ったのである。」とある
・墓石は車輪形で、当時、墓荒しを防ぐために用いられた。
みなさんは、大切な人を亡くした経験がありますか。お家の人、親戚、お友達。いつも、身近に話したり遊んだりしていた人が、急にある日いなくなったりしたら、どんな気持ちでしょうね。
今日の聖書は、イエスさまと親しくしていた、そしてイエスさまのお話を聞いて従って来ていた女の人たちが、イエスさまが十字架で死んで、とてもショックを受けて、せめてその遺体に香料を塗るために、お墓に行った時の話です。お墓の入り口の大きな石がはずされ転がしてあって、なんとそこにイエスさまの遺体がなかったのです。女の人たちはびっくりしましたが、二人の天使が現れて「イエスさまは復活した。」と教えてもらうのです。
女の人たちは、「そう言えばイエスさまは復活するとおっしゃってたわ。」と思い出すのです。どんなにうれしかったでしょうか。そしてこの復活の事を他のお弟子さんに話したのですが、信じてもらえませんでした。確かに死んだ人が復活するなんて人間には信じられない事実です。けれど、イエスさまは、「神様がそのひとり子を、私たちにくださるほどに、この世(私たち)を愛してくださった。」ことの証拠として、十字架にかかって死んだけれど、三日目に復活したのです。これ信じるか信じないかは、私たちの信仰です。天国でイエスさまと先に亡くなった人と再会できることも信じましょう。
*讃美歌は”こどもさんびか”(日キ版)より
□113番 「くさのめきのめが」
□91番(改訂版) 「主の復活、ハレルヤ」
・お墓はどんなところでしょう。
・亡くなった人をお骨にして閉じ込めるところ。土や石の穴の奥の方へ入れて、石を塞いだところ。
・そんな死んだ人のお墓の中にイエス様を探しますか。
・タマゴは固い殻に包まれていますが、親鳥が暖めてしばらくすると、中のひよこは自分の力で殻を破って出てきます。復活の朝、イエス様はお墓の中から石をどかして出られました。
・白画用紙(10cm×12cm)の大きさいっぱいの大きなタマゴをかき、はさみで切り抜く。
・黄色折り紙で、普通のタマゴの形をちぎりとる。同じようにして少し小さめのタマゴの形をちぎりとり、大きい方はひよこの体、小さい方はひよこの羽にして、はりあわせる。目とくちばしを書く。
・台紙(色画用紙の茶、青など、B5)台紙の中央にまずひよこをはり、はさみで切り抜いたタマゴを真ん中から2つに破り、ひよこの両脇に、割れたタマゴのようにはる。
・上部に「イースターおめでとう」とかけば、イースターカードになります。